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「知名度がないから」と採用を諦めていた人事のあなたへ

「うちは知名度も人気もないので、どうせ採用できないですよ」

人材紹介の営業をしていた時に、担当したお客さんから言われた一言。先輩から引き継いで、意気揚々と初回アポに臨んだときだった。

社会人一年目の私は、予想外の言葉に驚いてしまった。どうしてそんな風に言うんだろう。

よくよく話を聞くと、最初から諦めていたわけではなく、今まで頑張ってもうまく応募してもらえなかったこと、せっかく面接に進んでも途中で辞退されて悔しい思いをしていたことがわかった。

そして、それでも自分の会社が大好きで、誇りを持っていることも。

「もう一度だけ、一緒にがんばってみませんか?私にチャンスをください」

気づけばそう口にしていた。

そうして始まった人事との二人三脚の日々。会社のことを調べると、もともと聞いていた仕事内容からは想像もつかないような面白みがあること、一見ドライに見えて、頑張っている人をみんなで称え応援する温かい文化があることがわかった。

もしかしたら万人受けはしないのかもしれない。でも、ここで働きたい人、活躍する人はきっといるはず。

求人票の内容を磨きつづけ、社内のキャリアアドバイザーにもしつこく協力を仰ぎ、やっと一人採用に繋がったときの喜びは今でも忘れられない。

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それからというもの、ここ数年採用ができていない会社を率先して担当するようになった。

その企業で活躍する人のイメージが沸いたら、自分で求職者のデータベースを検索し、一人一人のレジュメを見る。この人はきっと合いそうだという方にキャリアアドバイザーとともに声をかけ、応募してくれた一人を確実に採用してもらうことに注力していた。

たとえ多くの人に知られていなくても、たくさんの人から応募がこなかったとしても。ぴったりの一人と出会えて、その人に会社の魅力が伝わり、一緒に働けたらそれでいいんじゃないか。

採用に繋がる企業が増えれば増えるほど、その想いは強くなり、確信に変わっていった。

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そして私は今、note株式会社で働いている。はたからみれば、異業種へのキャリアチェンジに見えるかもしれない。でも実は、私が担当している法人向けプラン「note pro」は採用目的の利用も多く、今も変わらず企業の採用に向き合っている。

そして何より、知名度がないからと諦めて欲しくない、会社の良さが必要な人にちゃんと届いて欲しいという想いは、あの頃のままだ。

私自身noteへ入社する時、CEO加藤をはじめ社員のnoteをたくさん読んだ。当時は今よりさらに会社の知名度がなかったけど、noteを読めば読むほど「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。」というミッションを大事にしていることが伝わり、ここで働きたいと思った。

働きはじめてからも、日々いろんな企業のnoteを読んでいる。noteを通じて初めて知った会社や、好きになった会社がたくさんある。そこには知名度なんて関係なくて、あくまで中身の勝負。note上に広がっている会社の良さが、もっとたくさんに人に届いてほしい。

こんな風に思えるのは、採用を諦めかけていた人事と出会い、一緒に乗り越える経験をさせてもらったから。当時の人事の方に、感謝の気持ちを伝えたい。もし、同じように諦めてかけている人事の方がいたら、ぜひ一緒に乗り越えていきたい。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。採用でお悩みの人事・広報の方がいたらぜひお話を聞かせてください。ここからは少し宣伝!

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