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行き詰まった企画を形にしてくれたのは、お客さんの声だった #note pro2周年イベント

note pro2周年記念イベントが終わりました。

振り返れば、年明けからずっと準備してきた企画。ひと山超えた安心感がありながら、もう終わってしまったのかぁ…という寂しさもあります。

なんてことが言えるのは終わったあとだからであって、企画段階では本当に告知できるのか?3月に間に合うのか?とただただ不安でした。不安すぎて何度も夢に出てきたくらい。

終わった今ならそんな裏側を書いてもいいだろう!ということで、当日を迎えるまでの日々を振り返ってみようと思います。

いつまでたっても形にならなかった企画

2周年を記念したイベントをやると決まってから、私は早速企画内容を考えはじめました。2周年記念なら普段のイベントとは違うことがしたいなぁ。ゲストはこの方を呼んだらどうだろう?あ、こんなコンテンツがあっても面白いかも!

もちろん当時は真剣で、どうしたらいい場になるだろうかと考えていました。でも今思えば、他業務も並行して進める中で自分自身にも余裕がなく、すべてを「なんとなく」で進めていました。

そうして組み立てたものを上司に伝えた時、帰ってきた言葉。

「この企画をやって、note pro企業が満足するって、自信を持って言えますか?」

返す言葉がなく、フリーズする私。なぜならすべてが「なんとなく」だったからです。「すみません、自信、ないです」と正直に答えました。

そこから始めたのが、佐々木さんのnoteでも解説されているフレームを使った整理です。

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理想と現状のギャップは何なのか?その中で何が課題なのか?なぜ2周年記念イベントが必要なのか?それを誰に届けたいのか?届けた結果どうなって欲しいのか?

最初はフレーム自体をうまく使えず、「これが本当に目的ですか?」「戦略と戦術が混ざってませんかねぇ」と戻されてしまう日々。今度こそいける!と思って出した内容も、見ているデータの量が足りず「もっとお客さんの状況を正しく理解しましょう」と言われてしまう。

予定していた告知日が迫っていることへの焦りと、うまく出来ないことへの悔しさで、わかりやすく落ち込む私。見かねた上司たちは「場数を踏めばきっとできるよ!」「僕たちも苦労したんだよ〜」と励ましてくれて、その優しさにさらに申し訳なくなって泣きそうになる…。

とはいえ、落ち込んだところで企画が形になってくれるわけではありません。組み立てられないのは、私自身がお客さんのことを深く理解していなかったから。

そう気づいてからは、過去のイベントアンケートやnote pro顧客へのヒアリング内容など社内にあるお客さんの声をすべて拾い、note pro上での発信はもちろん、企業や担当者の方のSNSまで見にいって(ちょっと気持ち悪いですね😂)誰がどんな気持ちでnote pro上で発信をしていて、その会社・担当者の方は何を望んでいるんだろう?と考えつづけました。

そうして打ち出したのが、このイベントでした。

慣れないブレイクアウトルーム、実験につぐ実験

なんとか告知が終わったあと、新たな壁として現れたのはイベントの運営方法。今回は完全オンライン実施、Zoomのブレイクアウトルーム機能をフル活用して、同時にセッションを4つ開催・後半にはチームごとの交流時間も設ける予定でした。

すベてオンラインで成り立つのか?100名以上のブレイクアウトルーム運営は回るのか?運営チームはどんな体制でいればスムーズに進むのか?イベントチームの川島さんと何度もシミュレーションし、時には社員全員が集まる全体会で時間をもらって、他チームにも実験に協力してもらいました。

その結果、なかなか利用する機会の少ないブレイクアウトルームでは、次どうすればいいのかが分からず、参加者が不安な気持ちになるシーンが何度もあると判明。安心してコンテンツを楽しんでもらえるよう、当日の投影スライドにもできるだけ丁寧に案内を入れるよう心がけました。

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そうして迎えた当日

総勢100名の方々にご参加いただき、2時間にわたるコンテンツをお届け。あっという間にお開きとなりました。

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企画・運営ともに反省点や改善点は多々ありますし、対面でない分お一人ひとりの顔色まではうかがえず、お聞きできていないご意見やご感想もあるかと思いますが、アンケートやTwitter上でこんなコメントをいただけて本当に嬉しかったです。

聞きたいことが聞けたので、時間が足りないと思えるぐらい充実してました。利用されている方の生の話が聞けてよかったです。
久しぶりにnoteproのイベントに参加しました。和気あいあいとしていて、会社を越えて相談しやすい雰囲気がとても心地よかったです。ちょうどいい時間配分で、登壇側としても楽しませていただきました!

改めて、ご登壇・ご参加企業のみなさん、本当にありがとうございました!今後もよりご満足いただける場をつくりたいと思っていますので、飽きずにお越しいただけたら嬉しいです。

運営チームのみなさん、ブレイクアウトルームの実験にご協力くださったみなさん、本当におつかれさまでした!みなさんのおかげで開催できたイベントでした。ありがとうございました。

当日の様子は公式レポートにまとまっているので、合わせてご覧ください!


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