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おばあちゃんと暮らしはじめて1年4ヶ月が経った

我が家におばあちゃんがやって来てから1年と4ヶ月が経った。あっという間のような気もするし、もっと長く経っているような感じもする。

祖母は格言のようなものを日々私に伝えてくれていて、そのおかげで私の考え方は少しずつ変わっていった。一つひとつ忘れないように、このnoteに書き溜めていく✍️

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  • 着る物にではなく、食べ物にお金をかけなさい。身体が資本だよ。どんなに着飾っても、自分は自分にしかなれないんだからね。

  • 5本の指が同じ長さに揃ってる人はおらんかろう。それと同じで、人にはいいとこもあれば、悪いとこもある。すべてが完璧な人間などおらん。だから支え合って生きていくんじゃ。

  • 街中にあるお地蔵さんは、どれも何かの意味があってそこに作られたんだよ。見かけたら、頭を垂れなさい。

  • 結婚したら、旦那さんを立てて、お姑さんに従いなさい。

  • 子どもが生まれたら、旦那さんのご両親と喜んで同居させていただきなさい。自分は大変だろうけど、子どもにとっては親以外の逃げ場があることはいいことだからね。

  • 誰かを理不尽に傷つけるようなことは、絶対にしたらいかんよ。自分の代は良くても、必ず自分の子どもや孫の代に悪いものが返ってくるからね。

  • 死ぬ時には、お金も地位も名誉も、なんにも持っていけないからね。自分が何を持っているかじゃなくて、関わった人に何を残せるかを大事にするんだよ。

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もっとあった気がするのに、いざ書こうと思うとなかなか出てこない…。これからは、言われた後にちゃんとここに書き連ねていこうと思う。

シンプルにこの言葉だけを見ると、古いなぁと思われるものもあるだろうし、ここにあることが全て正しいわけではないかも知れない。

ただ、これまでの実体験を踏まえて語られる祖母の言葉は、私にとってはほかのどんな言葉よりも現実味と説得力がある。

祖母は私に大事なことを伝えてくれているんだ、と感じるようになってから、次は私がこれを次の代に伝えていかなければ、という謎の使命感を抱くようになった。

大人になって一緒に暮らす機会をもらえなければ、こんなことは一生思わなかったかも知れない。

さて、明日はどんなことを聞かせてもらえるんだろう。これからちゃんと忘れないうちにここに書くようにするね、おばあちゃん。

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