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【第6回】自分の後頭部は見えない

「一緒に挑戦しませんか?」
起業サポーターの税理士モテちゃんです。

この記事は、300社以上の起業に携わった税理士のモテちゃんが、起業する方法や起業後の事業のやり方をテーマに、起業への挑戦を後押しする内容となっています。

先日、飲食店を営むクライアント様と面談をしました。

売上が前年対比で伸びていたので、「売上が上がった要因は何だと思いますか?」と尋ねてみました。

すると、クライアント様は、「んー、そうですね…定食の白米を十六穀米に変えたからですかね?」と真顔で答えました。

…なるほど。

さて、皆さんは、初めて足を運ぶ定食屋さんが、白米なのか十六穀米なのか分かりますか?

仮に分かっても「十六穀米だから入ろう」となりますか?

勿論、正確な分析をしたわけではないですが、そのお店の売上が伸びた要因は、先日、飲食店のレビューサイトにお店が登録され、スマホ検索からお店の露出が増えたことに拠るものではないかと推測されます。

こちらのクライアント様は、「経営者気質」ではなく、いわゆる「職人気質」です。

職人気質なので、技術こそが真髄で、技術が客を呼ぶと信じています。

なので、広告で「表現する」という部分には価値を信じていないのです。

このお話を聞いてどのように感じましたでしょうか?

このエピソードは、「あなたは正しい自己分析が出来ていますか?」という責め心でお話をしたわけではありません。

僕がお伝えしたいのは「自分が想定していない魅力をあなたは持っている」ということです。

「自分は一人で黙々と作業をやることが得意」と思い込んでいても、周りはあなたを「落ち着いて周囲を見渡せるからチームプレイに向いている」と評価しているかもしれません。

このように、自分で自分の後頭部を見ることができないように、他人からは見えるが自分では見えないものが沢山あります

いえ、何ならば社会は、お互いの後頭部だけを見て回っていると言っても過言ではありません。

サラリーマンの方が向いていると思っているのは、もしかしたら、あなた自身だけかもしれませんよ?

本日は以上となります。
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それではまたお会いしましょう。
「起業して遊ぼ!」

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