【第9回】見たい景色はそこにある?
「一緒に挑戦しませんか?」
起業サポーターの税理士モテちゃんです。
この記事は、300社以上の起業に携わった税理士のモテちゃんが、起業する方法や起業後の事業のやり方をテーマに、起業への挑戦を後押しする内容となっています。
話は2023年の元日の朝に遡ります。
チャレンジ中毒の僕は「初日の出が昇るところを拝んでみたい!」と思い、所謂『初日の出チャレンジ』をやってみたくなりました。
検索したところ、自宅から車で40分程度の山を登ったところにある神社が有名な初日の出スポットらしく、駐車場渋滞を見越して、朝4時に起きて出発しました。
駐車場に着くと、初詣の参拝客も含め、初日の出チャレンジャーで既に賑わっていました。
日の出の予想時刻が6時52分だったので、6時20分までは車内で待ち、「そろそろかな」と車を出ました。
すると駐車場に近い広場で20組くらいの人達が日の出を待っていました。
「よし、ここで待とう」と思ったところ、急に不安が襲い掛かってきました。
「いや、初日の出の有名スポットに待つのが20組なワケがない」と。
そう思い、山の上の方に行ってみると、そこにはカメラやスマホを持って日の出を待ち侘びている何百人の人だかりがありました。
「絶景スポットはコッチだったか!」と安心して、ぎゅうぎゅうの人混みの中に入り、待つこと15分。
「見えたー!」の声で僕も東の方向に目を向けました。
見えたのは、人の頭と撮影のために高く掲げられた無数のスマホ。
要は、絶景スポットに集まった人達の後頭部やスマホの絶景スポットに来てしまったようです。
人は安心のために群れを成します。
今回、僕が取った行動も「人が沢山いるから安心」という心理に支配されたものであって、それ以上のリスクを考えることを停止していました。
勿論、20組程度の少数派のスポットが見やすかったかは、分かりません。
ですが、多数派にいることで本来、見たかった景色が見えなくなっていることは無いでしょうか?
人生はまだまだ長いです。
本当に見たい景色を見ながら、人生を歩んでいきたいものですね。
本日は以上となります。
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それではまたお会いしましょう。
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