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【第7回】山奥のラーメン屋

「一緒に挑戦しませんか?」
起業サポーターの税理士モテちゃんです。

この記事は、300社以上の起業に携わった税理士のモテちゃんが、起業する方法や起業後の事業のやり方をテーマに、起業への挑戦を後押しする内容となっています。

「夕飯、何がイイ?」

「んー・・・何でもイイよ。」

一度は、こんなやり取りをされたことがあるのではないでしょうか?

それでは「何でもイイよ。」って答えた人に対して「じゃあ、背脂ギトギトの超こってりラーメンでもイイ?」って再度尋ねると「いや、それはヤダ」って即答されたりします。

おそらく、この「何でもイイよ。」の言葉を分析すると、「何でも」の前に「自分が嫌なものじゃなければ」という物理的に聴き取れない言葉が入っているものと思われます。

これはビジネスの場でもよくあります。

例えば、私は初見のクライアント様から「毎月いくらお金があれば大丈夫ですか?」といきなり尋ねられることがあります。

すると、私は笑顔で「分かりません。」って即答して、「え?税理士なのに?」って怪訝な顔をされることがあります。

だって、私はその方がどのような生活をしているかを知りません。

1ヵ月の支出が10万円の人と30万円の人では、売り上げるべき必要なお金は当然に変わってきます。

いずれにしても共通しているのは「あなたのことはあなたが思っている以上に知らないよ」ってことです。

「いや、それならば、ちゃんと私に質問してよ」って思われるかもしれません。

勿論、【聴き力】は人間関係やビジネスの場を円滑にする大切なスキルです。

それと同じくらい【開示力】、つまり、『相手が正しい判断をできるように自分自身を適切に伝えてあげる力』も大切なのではないでしょうか?

ビジネスにおいては、集客や取引先との深い関係を築くために、自身の価値を相手に分かって貰う必要があります。

どんなに美味しいラーメン屋さんでも、人里離れた山奥で看板も出さずに営業をしていては、誰もその価値に気付きません。

それは、相手に価値を分かって貰う努力を怠っているといって過言ではありません。

『開示は優しさ』です。

あなたのビジネスは、本当に相手に負担を掛けずに伝わっていますか?

本日は以上となります。
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それではまたお会いしましょう。
「起業して遊ぼ!」

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