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"終末のフール"(伊坂幸太郎)を読んで

先行きが見えない、このご時世にこそ読んでほしい一冊です。
以下、感想です。

3年後に小惑星が地球に衝突して、滅亡する予定の世界で暮らす人々の物語。物語では、逃れようのない絶望に直面すると人は自棄を起こして秩序を乱すようになる。だが、ある程度すると落ち着きを取り戻し始める。そして、人々は絶望を受け入れ、残された時間を精一杯生きようとする。どうしようもないことを不安に思って日々を過ごしても、未来は変えられない。それなら、残された時間を楽しんだ方がいいじゃないか。自分が絶望した時はどうだろう?作中の「こんなご時世で大事なのは、いかに愉快に生きるかだ」という言葉。コロナ禍の今、胸に響く。

是非是非、読んでみてください!!

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