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(あまり)病気しない暮らしをよんで
こんにちは!!
健康関連の分野に興味を持ち、本を探している時に出会った"(あまり)病気しないくらし”を読んだので、概要と感想を書こうと思います。
どんな本?
この本は、なるべく病気にならない生活を送るための秘訣(?)を、著者の経験とともに紹介してくれる本です。
この本の特徴
本書は病気をせずに暮らすことはできないということを前提に書かれており、「これさえしてれば大丈夫!!」といった、白黒はっきりした健康法を教えてくれるわけではありません。
ただ、この本では
●体の仕組み(免疫や代謝などの話)
●病気罹患・薬理作用メカニズム
●巷で噂になっている健康法の検証
を分かりやすく説明してくれています(筆者が関西人なので関西のおっちゃん口調の説明ですwww)。
感想
健康に近道や絶対的な正解はなく、バランスの良い食事・睡眠を心掛けて、適度に楽しく暮らしていくことが健康には一番よさそうだと思えました。
本人の体験に基づいた主観的な意見も多く、健康法を科学的に知りたい人には向かないかもしれませんが、ちょいちょい本格的な科学の話も書かれているので、医学系の入門書としては最適だと思います!!
追記
著者の中野徹さんは、ノーベル医学生理学賞者の本庶佑さんの研究室出身で、がん免疫治療薬「オプジーボ」の開発秘話も知れます。研究過程は数ページにサラッとまとめられていますが、文面を見る限り、文字通り血反吐を吐く思いで開発されたものなんだと感じました。偉大な業績は、普通の努力では手に入らないんですね。
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