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社会人2年目の幕開け

1年目は年明ける前くらいまで、とにかく辛かった。初めての仕事、初めての一人暮らし、都会、人間関係、上下関係、社会人メイク、あげればきりがないけれど、全て新しい環境でやっていくこと、自分で大変なことは重々わかってて、決意したことなのにほんとうにきつくて最初の頃は毎日泣いていたし、体力的にもきつくて湯船に浸かったまま寝たり、玄関開けた瞬間に床で寝たりした。ストレスで過食してマックス7キロ太ったし、もう受験期の勉強や受験に失敗したことよりも何より人生で一番辛かった1年だと自分で思う。仕事なんて毎日辞めてやる!って思ってたし、本気で死んでしまいたいなんて思ったのもこの1年が初めてだと思う
。最初の頃は強がってたけど、どれだけ親に支えられていたか世話になっていたか、今までできていた朝起きて夜お風呂入って寝るまでの当たり前の生活を回すことさえこんなに大変なことだと知ってすごく実感した。ありきたりだけど、当たり前がなくなって気づくやつ。もれなく私もそれだった。
栄養満点のご飯も出てこないし、洗濯物だって洗濯機にかけて取り出して干して取り込んでたたむというクソほどめんどくさい工程を踏まないと着る服がない。掃除も毎日する時間はないし、料理をしたら大量の洗い物もでる。仕事しながらだと素晴らしく大変だった。

私の同級生たちはまた大学生が多くて、親にも大学に行かせてもらえて一人暮らしも全部出してもらえる金がある家はいいな、私も甘ちゃん大学生したかったな、なんて不平不満ばかり言っていたことをどの口が言っとるんじゃあと今になって過去の自分に絞め技をかけたい。


ただ辛いことだけじゃなく、もちろん良いこともあった。なんだかんだで1人の暮らしは自由で楽しかったしらプライベートでは大好きな渋谷に毎週行けたり、芸能人に会えたり、最新の空間に真っ先に行けたり、インスタ映えする場所も都会にしかないおいしいものいっぱい食べられた。ちょこっとだけ大人の階段を登る遊びもしたりした。仕事でもこれからもずっと仲良くしたいめちゃくちゃ気の合う同期もできたし、先輩にいろんなとこ連れてってもらったり、上司にも程よく可愛がってもらえた。


先週、新入社員が研修に来た。1人は上京組、もう1人は実家だったけど、2人に1年前の自分を重ねてたら、家に帰ってなぜか涙が壊れた蛇口から勢いよく出てくる感じで出てきて思わずお母さんに電話してしまった。なんで泣いたのかほんとにわからないけど、たぶん上に書いたようなことを頭でぐるぐる思い出して泣いたんだと思う。辛かったよな、よく頑張ったな自分。


年度頭から、昨年度の振り返りをしてしまったけど、昨日までは過去において今日からまた前に進むぞ。という決心をしたかった。目標立ててもそんなに達成できない性格なのでゆるく心に置いておくことを書いておきたい。
仕事においては先輩らしくなんて、気負うことなくでもとにかく諦めずに腐らずに毎日を積み重ねてく。


1発目から、仕事の入り時間を間違えて朝からマックでこれを書いてるけど、時間が来たからそろそろ仕事に向かうことにする。今日も頑張るぞ。行ってきます。




#社会人2年目
#日記
#エッセイ

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