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恐竜。

 僕は昔から恐竜が好きです。

3歳の頃、近所に博物館があり、よく母に連れて行ってもらっていました。そこには、地元で発見されたフタバサウルス(当時の展示名はフタバスズキリュウ)の化石のレプリカがあり、そのフォルムに憧れました。

 恐竜なんて憧れても、その姿になることはできませんし、彼らの時代を見ることもできません。その手の届かないことへのロマンを感じて好きになりました。

 僕が最初に見た映画は「映画ドラえもん のび太の今日2006」だし、その次は「ジュラシックパークⅢ」でしたし、実家には恐竜図鑑が4種類ありました。観てたアニメも「古代王者 恐竜キング」だったし、恐竜キングのアーケードゲームもめちゃくちゃやってました。福井県立恐竜博物館に幼稚園頃に父に連れていってもらった事もあります。めちゃくちゃ恐竜の英才教育ですね。

小学校2年の時には、みんなが仮面ライダーやクレヨンしんちゃんで盛り上がる中、僕の流行りは、イギリスのSFドラマ「プライミーバル」シリーズでした。イカれてます。

 ただめちゃくちゃ面白いんですよ。プライミーバル。シーズン3までは。

恐竜など古生物が、時空の亀裂を通って現代に現れるってドラマなんですけど。めちゃくちゃ生物がリアル。そしてストーリーも見応えあるんですよね。登場人物も個性強いですし。あと古生物がちゃんと凶暴です。種によっちゃ、人喰います。ライトな恐竜好き(ジュラシックパークしか見てない人)なら多少ショックかもね。恐竜はヒーローでも可愛らしいマスコットでもないことを思い知りますよ。

あんまり喋りすぎると良くないのでこれぐらいにしときますが、めちゃくちゃ面白いです。Amazonプライムで観れるので、ぜひ余裕があれば見て欲しい作品です。


色々話しましたが、要はめちゃくちゃ恐竜、というか古生物が好きなんです。好きすぎるんです。丸一日履いた靴下を脱ぐ時の感覚と同じくらい好きです。

 だから「恐竜好き」という人に対しては若干疑いの目を向けてしまいます。とくに女性に対して、厳しい目で見ちゃいます。

どうせ見た目が好き、で止まってるんでしょ?とか思ってしまうし、パキケファロサウルスとドラコレックスとスティギモロクの違いわかる?とか聴いちゃいます。めちゃくちゃ嫌な奴です。ほんと良くないよ。

だから僕は、「日向坂で会いましょう」でこさかなが恐竜の授業をやった時に、「インドミナスレックス」という「ジュラシックワールド」で登場する架空の生物の名前を挙げていたことも、スピノサウルスを「泳げない」とか「走りが早い」とか「肉食恐竜」と言っていたこととかに、めちゃくちゃツッコんでました。笑

(実際は川で魚を食べていたので完全な肉食とも言いきれないし、多少泳げます。)

(他にもプテラノドンを鳥科とも言ってました。翼竜です。鳥じゃねぇ。肉食でもねぇ。)


これはホント良くない事だとはわかってますが、結局治せていません。30代を迎える前には治したいと思ってはいます。あと10年はあるので治せると思いたい。

ただ、最後。最後に言わせてもらうと「恐竜好き」は「めちゃくちゃ詳しい」か「ジュラシックパークしか知らない」にはっきり別れます。(ディロフォサウルスが毒を吐くと思っている人には要注意です。100%後者なので。)


恐竜好きなんて名乗る人もいなけりゃ、メリットもないけどね。

だーれの得にもならない、不毛な話でございました。







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