昭和カリフォルニア(青年よ念仏を唱えよテーマ曲)

「青年よ念仏を唱えよ」のテーマ曲を作者がウクレレで歌いました。
イーグルスのホテルカリフォルニアの埼玉バージョン

埼玉を舞台に繰り広げられる摩訶不思議なストーリー。海賊放送局パイレーツステーション埼玉による謎の海賊放送から流れるこの曲をお聴きください。

青年よ念仏を唱えよ
テーマ曲
「昭和カリフォルニア」

作詞 作曲 あとう かずお
原曲 作詞作曲
丼フェルダー
丼ヘンリー
歌 とってもエーグルス

埼玉のハイウェイ
涼しげな風に        
肥やしの香り 
ほのかに漂い          
向こうに見ゆるは 
提灯の灯り        
私の頭は重く目眩がする 
休息が必要だ
    
お寺の鐘が鳴り
彼女は戸口に立っていた
    
ボクは問いかける
ここは埼玉かはたまたカリフォルニアか

すると彼女は薄笑いを浮かべ部屋へと案内した 
廊下の向こうからは念仏の声が聞こえる

ようこそ カリフォルニア旅館        
ここは辺鄙な場所 
まだ牛や馬が歩いている


ここは埼玉県 
大字カリフォルニア
      
佐山茶しかありませんが
おくつろぎくださいませ

ぬるいラドン鉱泉に見ゆる
は素敵な曲線美の背中
イタコのお婆ちゃん口寄せしてください

加齢臭を出して盆踊りを踊るもの       
草加煎餅を食べる少女
諸行無常の声が聴こえる

そこでボクは支配人に告げた         
おーい!カッパ黄桜を持って来てくれないか? 
すると彼は言った
もうこの地にはカッパは生息しておりません

Since 1969!

人々が深く眠りについた真夜中でさえ     
廊下の向こうからは念仏の声が聴こえる


ようこそ カリフォルニア旅館
ここは素敵なところ 変人ばかり
ここは埼玉県大字カリフォルニア
もう終わった場所 思い出ばかり


昭和のリアリティーとアイロニーがほしいなら 
どうかぜひまたよって見てください      
カビ臭い煎餅布団と
茶渋のついた湯飲み茶碗
誰しもがスケベ心から
囚われの身になった人

宴会場では生け贄の準備が整った
だがここは僻地
いまだに割礼の習慣が残っている
そこでボクはどうにかここから逃げ出そうとしていた                    
どうにか出口を見つけ出さなければならないと

するとガードマンは言った
落ち着いて自分の運命を受け入れるのです             テイクアウトは自由ですがもう2度と美味しい唐揚げ定食を食べることはできません

ようこそ カリフォルニア旅館
ここは素敵なところ
また来てくださいね


提供 パイレーツステーションSAITAMA

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