東京五輪・サッカー男子日本代表を応援したい!

お久しぶりです。あっつベルです。多忙によりなかなかnoteを更新できませんでしたが、久々に筆を執る余裕が出来ました。

さて本日は、サッカーにもっと興味を持ってもらおうと思いまして東京オリンピックの男子日本代表に焦点を当てて記事を書いていきたいと思います。UEC21LTに参加した方を始めとして、サッカー(の分析)に興味はあるけれど手は出せない...といった方に向けた記事となっています。それでは本日も最後までよろしくお願いします。

はじめに

はじめに、調布駅から歩いて数分のところにあるとある小学校にこのような横断幕が貼られていました。

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調べてみたところ、相馬選手は調布市出身、三菱養和SCユースから早稲田大学に進学した、いわゆる街クラブ出身の選手です。つまり、調布の大学に通う我々にとってはある種身近な「アイドル」になるわけですね。彼をきっかけにしてオリンピックのサッカーを見ようと考える人も少なからずいるのではないでしょうか。

日本代表メンバー紹介

ここからは日本を背負って戦う22名の若武者をポジションごとに紹介していこうと思います。

GK

1.大迫敬介(サンフレッチェ広島)

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今季ここまで21試合に出場している広島の正GK。飛び出しを含めたシュートストップはもちろん、近代GKに求められる足元の技術にも定評があります。さらには調子の波がなくメンタル的な安定性もあると言われていて、チームに一人は欲しい頼もしさです。背番号1を与えられていることからも監督の信頼が見て取れます。

12.谷晃生(湘南ベルマーレ)

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ガンバ大阪から湘南へ武者修行中の20歳。190cmの恵まれた体格と反応の速さを活かしたショットストップが何よりの魅力。Jリーグでも屈指のセーブ率を誇り、第二GKながらゴールマウスをしっかりと守ってくれるでしょう。

22.鈴木彩艶(浦和レッズ)

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名前の読み方は「すずきざいおん」。我々と同じ18歳で本来ならパリ五輪世代の選手です。この若さでありながら、浦和ではA代表にも定着していた西川から徐々にスタメンを奪いつつあります。ダイナミックなセービングが何よりの魅力ですが、キックのパワーも隠れた強みです。本大会で出番があるかは分かりませんが、もし出場となればとても楽しみです。

DF

2.酒井宏樹(浦和レッズ)※OA

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今夏、5年間在籍したフランスのマルセイユを離れ、大補強を行う浦和へと移籍したA代表でも不動の右SB。五輪の男子サッカーでは出場資格に23(本大会は延期の影響で24)歳以下と年齢制限が設けられていますが、各チーム3人まで25歳以上の選手を登録できます(オーバーエイジ・OAと呼ばれる)。日本代表のOAとして招集された酒井はその対人能力と豊富な運動量、何よりも経験値の多さでサムライブルーを支えてくれるでしょう。

3.中山雄太(ズヴォレ/オランダ)


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オランダで奮闘するU-24の本来のキャプテン。CBと守備的MFの両方を高いレベルでこなせますが、今大会直前の親善試合では左SBとして多くプレーしています。不慣れなポジションながらも本人は高い意欲でプレーしており、持ち前のボールを動かす能力を活かした新たな可能性に期待がかかります。

4.板倉滉(フローニンゲン/オランダ)

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こちらもオランダで活躍する若武者。本職はCBでありながら守備的MFとしてもしっかり仕事ができ、五輪でもボランチとしての出場の可能性が高そうです。対人の強さや味方のカバーリングといった守備的な面に優れ、同ポジションの田中や遠藤に比べると足元の技術は見劣りしますが、それでも高いレベルにあります。

5.吉田麻也(サンプドリア/イタリア)※OA


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言わずと知れたA代表のキャプテンがOA枠でU-24に合流しました。地上戦、空中戦、ロングフィード、キャプテンシーのどれをとっても一流の日本代表の大黒柱的存在です。無観客の試合中継を見るときは彼のように大きな声を出す選手の声掛けの内容を聞くのも面白いですよ。

13.旗手怜央(川崎フロンターレ)

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昨年のJ1王者川崎を支えたマルチロール。所属クラブではFW登録でありながら、ウイングだけでなく攻撃的MFやサイドハーフ、さらには左SBも経験しています。身体能力と技術の高さ、そして戦術理解度の高さが彼のマルチロールの原動力であり、日本代表を観る上でひとつのポイントになる選手になるでしょう。

14.冨安建洋(ボローニャ/イタリア)


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A代表でも吉田と組んで日本の守備を支えるCBですが、実はOAではなくU-24の選手。元から備える俊足とフィジカルの強さに、イタリアでミハイロヴィッチ監督のもと戦術適応力や複数ポジションへの適応を学び、さらなるステップアップがしきりに囁かれています。

15.橋岡大樹(シント・トロイデン/ベルギー)

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今年の1月にベルギーへ移籍すると、ここまで6試合に出場して少しずつ結果を残しています。CBから右SB、WBまでこなせ、アグレッシブな守備が魅力。五輪前の代表戦では右SBでも多く起用されたので、攻撃にどれだけ関われるかが鍵になりそうです。

20.町田浩樹(鹿島アントラーズ)

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今季GKを除きチーム最多となる20試合に出場するレフティの大型CB。190センチメートルの長身を活かした空中戦の強さと長いストライドから生まれるスピードが武器ですが、攻撃面でも質の高い左足のキックを持っています。吉田、冨安のバックアップになるとは思いますが、出場すればしっかり結果は残すでしょう。

21.瀬古歩夢(セレッソ大阪)

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代表選考直前のシリーズには当初呼ばれなかったものの、負傷離脱によりチャンスを得た代表のラッキーボーイ。バックアッパーとしての登録だったものの、選手枠自体が22に拡大されたため代表選手としての切符を掴み取りました。1番の特徴はキックの精度。両足で長短蹴り分けられるほか、弾丸フィードも特徴で過去にはJリーグ公式Twitterで紹介されました。

MF

6.遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)※OA

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3人目のOAとして招集された守備的MFで、A代表にも近年定着しています。ドイツでリーグ屈指のデュエル(1vs1の勝負)勝率を誇り、さらには相手の穴を見つけてボールを運ぶ、送る能力も磨きがかかっており、世界的に見てもトップクラスのボランチになりつつあります。試合中にちらりと見えるマウスピースもかっこいいので注目してください。

7.久保建英(レアル・マドリード/スペイン)

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スペインの名門バルセロナ育ちレアル所属、知らない人はいない日本サッカー界の未来です。ドリブルに注目されがちですが、戦術眼や視野の広さ、判断の速さと的確さなどサッカーIQの部分に大きな強みがあります。課題と言われていた守備も今季大きく伸び、代表ではトップ下からサイドの深い位置まで戻って守備をする献身性も手にしました。

8.三好康児(アントワープ/ベルギー)

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ここ数戦は本調子とは言えないパフォーマンスが続いていますが、日本代表に欠かせない攻撃の武器になる選手です。右ウイングに入ることが多く、ウインガーらしくドリブルでの仕掛けや的確なパスでのチャンスメイクが大きな強み。本戦ではこれが三好!と言えるプレーが炸裂するか期待です。

10.堂安律(PSV/オランダ)

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昨季はドイツ・ブンデスリーガの昇格組であるビーレフェルトにレンタル移籍し、攻撃的なポジションを複数こなして34試合に出場、5G3Aとしっかり爪痕を残しました。一時期のA代表では低調なパフォーマンスで批判されることもありましたが、6月に五輪代表に合流すると10番に恥じぬ大爆発でスペインのフル代表GKからも強烈なゴールを奪いました。攻撃的な能力はもちろん、特に久保やコンビネーションが抜群で本戦でも"ホットライン"の爆発が見れるでしょう。

11.三笘薫(ロイヤル・ユニオン/ベルギー)

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三「苫」じゃないよ三「笘」だよ。田中、旗手と共に川崎の躍進を支えた大卒ルーキーは早くも活躍の場を海外に移しました。天才的なボールタッチから生まれるパスとドリブルに加え、広い視野や戦術理解度など全てがハイレベルな超新星ウインガー。今後日本代表の核になる選手です。今から注目しておいてドヤ顔で三「笘」だから、と言いましょう。

16.相馬勇紀(名古屋グランパス)

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このnoteを書くきっかけになった選手です。街クラブ、そして大学サッカー部の出身であり、僕をはじめ大学サッカー部に所属する人はつい応援したくなります。左右のウイングをどちらもこなすことができ、右に入れば右足から様々なクロスが上がり、左に入ればカットインからゴールに向かってプレーできるプレーの幅の広さがウリの選手です。一瞬の爆発力にも優れ、パワーとスピードの両面から相手を翻弄します。(あと個人的に顔が好き)

17.田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)

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三笘とともに川崎を支えた中盤の柱も海外挑戦。川崎ではIHでプレーしながらも五輪代表ではダブルボランチの一角として不動の地位を築いています。高い位置からボールを刈り取るアグレッシブさとポゼッションのリズムを作れる技術の高さで、攻守にわたって代表の中核を担う選手です。(あと個人的に顔が好き)

FW

9.前田大然(横浜F・マリノス)

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顔だけ見ればOAですが、れっきとしたU-24世代。圧倒的な速度が一番の武器で、守備に走る献身性もあるので代表ではFWとしてよりもSHとしての起用が多いです。19-20ではポルトガルで武者修行し、わずかながら海外での経験もあり頼れるメンバーのひとりでしょう。

18.上田綺世(鹿島アントラーズ)

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怪我での離脱で五輪出場も危ぶまれましたが、ギリギリで間に合いスペイン戦に途中出場。屈強なフィジカルでポストプレーもでき、パワーとスピードで力強く裏抜けすることもできる五輪代表の絶対的CF。決定力ももちろん抜群で、J1でここまで783分で6ゴールを叩き出しています。前所属が法政大学なのも応援できるポイントですね。

19.林大地(サガン鳥栖)

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そのゴールへの貪欲さから「ビースト」とも呼ばれています。裏へ裏へと力強くスプリントしたかと思えばロングボールを収めてタメを作り、攻撃の起点になれる大迫にも近いプレースタイルを持ちます。守備にも積極的でファーストディフェンダーとして相手を追い詰めます。

日本代表をテレビで観よう!

ここまで代表選手22名全員を軽く紹介していきました。この記事で推し選手を見つけた方もいるかもしれません。では実際に試合を観よう!ということになりますね。ということで地上波での放送日程を載せておきます。

グループステージ第1節 vs南アフリカ代表

7/22(木) 20:00キックオフ(NHK)

グループステージ第2節 vsメキシコ代表

7/25(日) 20:00キックオフ(テレビ朝日)

グループステージ第3節 vsフランス代表

7/28(水) 20:30キックオフ(フジテレビ)

南アフリカ代表はプレイヤー全員が濃厚接触者に認定されたため実際に試合が行われるかは不透明ですが、どの国も油断できない相手です。

また、決勝トーナメントはグループステージ終了後に決まるので、各自確認してください(笑)

おわりに

ということで五輪代表応援記事でした。正直いろんな方が似たようなブログや動画をあちらこちらで投稿してるとは思うので身内ネタで終わる気もしますが、身内だけでも読んで反応をいただけたら今後の励みになります。

代表戦は3戦ともtwitterでリアルタイム分析しつつ観戦します(noteを書くかは未定)のでこちらも良ければフォローしてください。

今回の記事はここまで。また次の記事でお会いしましょう。それでは。

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