【基礎5】バイエル91番~106番
2020年5月に電子ピアノを購入し、38年ぶりに独学でピアノを基礎からやり直すことにした。
この続きの話。
ピアノ購入から4ヶ月半、圧倒的な練習時間を武器にバイエルを次々に攻略(したと本人は思っている)。
練習期間(2020年10月6日~2021年1月19日)
年内でバイエル修了なるか?
80番台の壁も乗り越え90番台に突入、終わりが見えてきた。
このまま一気に進むつもりだったが、繁忙期に入ってしまい、十分な練習時間がとれなくなった。
あわよくば2020年内のバイエル修了を目論んでいたが、かなり難しい。
せめて100番までは終わらせたい。
私はオンラインレッスン(この当時は30分)を受けている。
「こんにちは、本日もよろしくお願いします」
「それでは今日は○○番をお聞かせください」
と軽い挨拶をした他は、雑談なしでみっちり30分。
メインの曲(仕上げを確認して合否判断)と次の曲(譜読みを済ませておく)の2曲用意してレッスンに臨み、1曲1週間で仕上げることを目標にしていた。
平行調へ転調93番
91番でイ短調の短音階が登場。
93番は平行調に転調する時に長調の明るさや暖かさ、短調の輪郭のぼんやりした感じ、暗さや冷たさといったイメージの違いを区別して演奏すること。
調性によるキャラクターの違いを音色を変えて表現すること、これから色々な曲を弾いていくには和声感が大事になってきますよという話をされ、楽譜にもIの和音、Vの和音と初めて分析の真似事をした跡がある。
一発合格99番
N先生とのレッスンを重ねるうちにその曲で取り組むべき課題が明確になり、短い練習時間でも集中して取り組むことで予想よりも早いペースで進んだ。
素晴らしく上達したとはいいがたいが、ピアノを弾くことがどんどん楽しくなっていった。
次のレッスンに備え予習しておいた2曲目も同時合格となり、1週間で2曲合格することも増えた。
N先生からブルグミュラー25の練習曲を始めてみませんかと薦められたが、繁忙期のため練習時間をあまり取れないこと、あと数曲なのでバイエルを終わらせることを優先したいと伝えた。
2020年末最後のレッスンは104番合格で終了した。
半音階のラスボス(105番&106番)
半音階の2曲105番、106番は年明けに持ち越しとなった。
正月中も毎日4−5時間の練習をこなした。
105番はバイエルの中でも一番好きな曲であるが、なかなか手強い。
ドラえもんのような太くて丸い指の私は白鍵と黒鍵の間を細かく動く動作が苦手だ。
さらに106番は難しく、半音階の両手スケールはまさにラスボスと呼ぶにふさわしい相手だ。
途中に入る3拍子のリズムと和音+上声の動きのある2小節には苦しめられた。
2回ほど次週持ち越しになり気を揉んだが、2021年1月19日バイエル終了。
ようやくこれでブルグミュラーを弾く準備が整った(はず)。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?