「考え方」は変わっても「生き方」は変わらない
母方のおじいちゃんが亡くなったあと、おばあちゃんの性格が一変した。
優しい性格だったのが、人を攻撃するような性格になってしまった。
今まではおじいちゃんの存在が、おばあちゃんの支えにもなりストッパー的な役割も担っていた。
それが無くなって何かの蓋が外れたように、暴走するようになった。
でも後々になって親から話を聞いていると、元々はそういう性格でおじいちゃんがいなくなったことによって、その性格が浮き上がってきたんだと言っていた。
そこで初めておばあちゃんの本当の姿を知った。
よく「○○のそういうところ昔から変わらないね〜」という会話をしたり聞いたりする。
子供の頃から比べていろんな経験や勉強をしているにも関わらず、変わらないところってすごく多い。
最近思うのが、結局人は何かを学んだり経験して、考え方や意識は変わっていくけど「生き方」は変わらないんじゃないかと思う。
ここで言う「生き方」とは、性格に近いイメージ。
例えば、綺麗好きとか慌てん坊とか人見知りとか。
大人になるにつれて自分の性格が見えるようになるから、ある程度「生き方」ってコントロールできるようになっていく。
人見知りじゃなさそうな人も、場数を踏んで慣れていたり人に対する考えが変わっただけで、実は初めての人と会うのはあんまり得意じゃない、なんて人も多いんじゃないかと思う。
人によっては生き方逆転する人もいるかもしれないが、大抵は「生き方」って大きくは変わらない。
だからこそ幼少期の頃の育てられ方や、周りの環境って人格形成に大きく関わってくるから、すごく大切だなあと感じている。
自分が親になったら子供をどう育てるかを真剣に考えていこう、と思った。
そんな話。
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