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アサシンクリード2 プレイ備忘録

アサシンクリード2をプレイしたのは、もうずいぶん前になる。     ナンバリング通り前作もあるのだが、それに気づかず本作からプレイし始めたのはいまでは笑い話だ。

本作は、中世イタリアが舞台のオープンワールドゲームだ。馬に乗って移動することもできるし、もちろん歩いてコロッセオなどの建築物を鑑賞することもできる。アサシンクリードの醍醐味と言えばこの散策が挙げられ、ビューポイントといういわゆるチェックポイントを開放すればシームレスに各都市を移動できるのでまったくストレスはかからない。ビューポイントからの眺めは絶景なのでぜひともプレイした際には体験してほしい。

本作は歴代アサシンクリードシリーズ史上最も感情移入がしやすい作品だと私は思っている。主人公であるエッツィオの家族は本作の敵役であるテンプル騎士団の陰謀により処刑されるのだが、この場面は印象的に描かれプレイヤー側に強く働きかけてくるものがあった。ここで主人公が抱いた敵への憎悪は作品終盤まで継続されるため、ある種一貫した目的を持ち続けてゲームをプレイするということを手助けする要素になっている。

また、主人公への感情移入のしやすさ以外にも自分の手で収入を稼ぐなどの金策作業も本作の面白さの一つだ。様々な建築物を作っていく事でどんどん収入は増えていき防具や武器も強いものが手に入りやすくなっていく。他にも攻略が難しい敵と遭遇した際には援軍を呼ぶことも可能であり、この援軍を獲得するためのサブクエストなどの充実している。

アサシンクリード2は三部作で構成されており、私は二部までプレイした。現在では三部作が一本のソフトに収録されているので、少しでも中世イタリアの街並みを自分で歩いて散策してみたいとか歴史上の人物(ダヴィンチなど)との交流を楽しみたいと思っている方はプレイしてみてもいいかもしれない。



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