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公園はタレントの宝庫

公園の多目的広場で子供たちとサッカーをしていると、稀に目にとまる子供がいます。

ボールを蹴る、止める、運ぶ、動作を見て、筋のいい子。

最近特に目にするのが、ひたすらボールを蹴る子。

ドリブラーが多かった時代とは大きくかけ離れている。

親子で練習しているのを見ても、ドリブル練習は少なく、パス練習が多い。あとはやたらとリフティングをくどいぐらいやっている・・・・

先週から再開したU-6(幼児)トレーニングに付き添いできたお兄ちゃん。小学2年生の男の子。2年生にしては体が大きく、がっちりしていてフィジカルでは負けそうにない気がする。インサイドでしっかりボールを蹴れる。

そこでマーカー間の距離8mをドリブルさせてみたら、どうなった?

全然できなかった・・・・

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足の部位をうまく使うことができず、ボールが足につかないし、コントロールできないで、ただ前に運ぶだけ。ボールの置きどころは皆無。唖然・・・

サッカークラブでサッカーを1年間やっているらしい。でも何も教わっていない。

必要な技術指導や経験は1年生であっても教えるべきだし、必要なスキル獲得のための指導はなされるべきである。

ドリブルの仕方や基本の姿勢と目線。足の使い方。ステップワーク。スピード。

ただなんとなくやれば、できることもあるが、それで通用するのは9歳までである。それ以降は、まず無理。基本技術の習得に必要なトレーニングを指導し習得させることが大事。

彼のお母さんに、次回お会いしたら話してみようと思います。

才能ある選手には、それなりの環境でプレーさせること

必要不可欠なスキルを学び、習得して上のレベルでやること。

でなければ本当の楽しさや面白さなんて味わえない。

もったいないことだけはしたくない。

親子でサッカートレーニングしている方さん達、そのトレーニング無駄で無理しすぎじゃありませんか?

何の目的があって、やっているのですか?そう聞いてみたい。

だって、とても不思議なマーカーの置き方で意味なく長い時間やっている。

トレーニングは、指導者の力量と実力、才能とセンスが分かる唯一のスキル

どこに行きたいか?どこまで行くのか?という目的と最終的な結果を出せるための座標(道しるべ)というべき目標の設定。

トレーニングでしか選手を上手くさせることも強くさせることも成長させることもできない。

まずは、教え子のお兄ちゃんをスカウティングするところから始めよう!

公園は、タレントの宝庫。まだまだ荒削りな選手がわんさかいる場所。

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