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高校球児、推しの子(2023.7.23)

朝10時、甲子園に向けた高校野球の地方大会を観に行った。
ベスト4をかける試合。ただ正直、石川県の高校野球はベスト4まではかなり明らかに力の差があるような気がしている。
実際に今日観た中でもコールドゲームとなった試合が2つあった。

ただ、点差はどうであれ、高校球児たちの姿には安直に心をえぐられた。
同じ野球でも、ちょうど先週東京で観戦した、プロ野球や社会人の都市対抗野球にはこのように強く感情を動かされることはそうそうない。

背景にあるのはやっぱり、高校野球の「2度とない」という性質だろうか。
プロ野球はシーズン通して何試合もあるし、目の前で試合に出ている選手も基本的には明日も、そして来年も試合に出ているだろう(クビにならない限りは…!)

「最後の夏」という言葉にはすごい強い力があると思う。
試合後の整列を終えて、一列に並び、スタンドに向かって挨拶をした後、恥ずかしげもなく泣き崩れる選手たちを観た。
気を抜いたらすぐにでももらい泣きしてしまいそうな状況だったが、真後ろにいたJKに気持ち悪がられそうで、極めて冷静に努めた。高校球児を見て、もらい泣きするのはほんとに歳だ、おじさんすぎる…

あと、そういえば、甲子園に出ている球児が歳下だという事実にまだ少し慣れない。

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真夏の35度をゆうに超える暑さに耐えられなくなって、涼しい部屋に帰り、「推しの子」を見始めた(ついに!)
流行りものは、変なプライドが邪魔をして、なかなか見るに至らないことが多く、今回も例のごとく、み始めるまでに時間がかかった。今回は、憧れの先輩に勧められて見始めたら面白いと言っていた、会社の先輩の話を聞いたので見始めた(ややこしい文章…)

案の定、ハマった!みる前に想像していた話の流れとは全く異なっていて、プロローグで人が死ぬとは、まず持って想定していなかった。そして、近年のメディアや芸能界などの問題点を強く指摘している。
あとは、第1話が1時間以上あるのに驚き。40分あたりで気づいた。最近のアニメはこういう形式は珍しくないのかな。

今日で6話まで見たけど、明日からもおそらく見る。いや、絶対見る。

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