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個人事業主の税務調査で日程調整ができないときは2時間だけでも時間を作る!反面調査をされないように

税務調査の相談を受けていて多いのは日程調整に関する相談です。
仕事が忙しくて丸一日の時間を取ることが難しいことが多いのです。

どうしても丸一日の時間が取れないときは少しでもいいので何とか時間を作るようにしましょう。

丸一日時間を取って

個人事業主の税務調査では通常は税務調査の前に事前通知があります。
その事前通知の際に日程調整を依頼されます。

日程について大抵は朝10時から夕方まで一日空けてくださいと言われます。

実際のところは夕方までかかることは少ないのですが、時間を取って欲しいと言われます。

仕事を休まなければいけなくなるのでなかなか調整できないことも多いです。

先延ばしにしすぎるのもよくない

なかなか日程調整できなくてずっと先延ばしにしてしまうことも。でも、できればあまり先延ばしするのはよくありません。

税務調査に協力する気がないと思われてしまう可能性もありますし、場合によっては税務署側で調査を進められてしまうかもしれません。

税務署側で調査を進めるというのは銀行調査をしたり場合によっては取引先に反面調査をすることもあります。
取引先に反面調査をされるのはできれば避けたいところです。

仕事を調整することは大変ではありますが、あまりに先延ばしするのはやまましょう。

2時間だけでも

どうしても日程調整ができない場合には2時間だけでも時間を取ることを考えてみてください。

税務署に「どうしても丸一日空けられないので2時間ではダメか?」と確認してみましょう。

意外とOKしてもらえることがあります。

税務調査はまず本人への聞き取りが行われます。
その後に領収書などの資料を確認するわけです。

この資料の確認については資料を預かって税務署内部で調べを進めることができます。
なので、本人への聞き取りさえできればあとは税務署側で進めることもできるのです。

事業内容の聞き取りに大抵は2時間くらいかかります。

どうしても時間が取れない場合は午前中だけなど少しでもいいので時間を作る。
資料は税務署に預けて調査を進めてもらう。

このようなやり方もあります。

連絡・相談する

一番避けたいのは、いつまでも先延ばしにして取引先に反面調査などをされてしまうことです。

なかなか日程の都合がつかない場合には定期的に税務署に連絡して相談することも大切です。

ちゃんと連絡が取れる状態にしておく、これが非常に重要です。

「この人はちゃんと連絡してくれる」と思ってもらうことも大切です。

税務署とすれば、のらりくらりと言い逃れして調査を受けないのではないかと思うわけです。

そうではなく調査を受ける気があることを示すようにしましょう。


税務調査でお困りの際は下記よりご相談ください。


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