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今までずっと無申告で確定申告していなかったら?リスクは?どうすればいい?

税金の申告に関する相談をよく受けます。
その中で多いのは無申告です。

今までずっと確定申告をしていなかったどうすればいいか?

無申告のご相談は意外と多いものです。


【無申告のリスク】

申告しないでいると当然ながらリスクもあります。

・収入の証明ができない

無申告の相談を受ける際によく聞かれるのが「収入証明が必要」ということです。
子供の幼稚園や学校関係で収入の証明が必要になったけど、確定申告していないから出せないのですね。

その他にも住宅を購入しようとしたときなども同じです。
住宅ローンを組もうとしたときに収入の証明がないのでどうしようもないのですね。

収入証明が必要になったから、という理由でご相談される方も多いです。

コロナウイルスの影響による制度で持続化給付金や一時支援金を受けたくても無申告では受給できませんでした。
持続化給付金を受けたいということで無申告を解消しようという人も多くいました。

収入を証明できないというのは大きなリスクです。


・税務署が来る(税務調査)可能性が高い

無申告ですと税務調査の可能性が非常に高くなります。
国税庁が発表している資料にもはっきりと無申告者に対する調査に力を入れていることが書かれています。

無申告の状態で税務調査があると非常に厳しい対応をされます。

別記事を書いていますので参考にしてみてください。
→ 個人の税務調査が行われる基準。無申告が多い


・余計な金額がかかる(加算税)

本来の確定申告期限までに申告していないと加算税というものがかかります。よく罰金と言われるものですね。
無申告加算税というものです。

ちゃんと期限までに提出していればかからなかったものですから余計な負担となります。


【どう対処すればいい?】

無申告はリスクが大きいので早く解消したいものです。

とはいえ、なかなか難しいですよね。
ご相談を受けていてよく聞くのが「一回無申告となるとどうしていいかわからない」です。

一回確定申告をしないでいると当然ながら翌年は二年分の申告が必要となってしまいます。
それが続いて5年、10年と無申告になってしまうというケースが非常に多いです。

何年も無申告となってしまっていると自分で解消するのは難しいです。
なので税理士に相談した方が良いでしょう。

無申告をどうやって解消すればいいのかの記事も書いています。
→ 今まで無申告だった人はこれからどうすれば良いか?

記事を書きましたけども、今まで確定申告をしていなかった人がいきなり自分でやろうと思っても難しいのが現状です。

とにかく「相談すること」が重要です。

実は税務署にも相談することはできます。
今まで無申告だったのにいきなり税務署に相談するのはちょっと・・・と思われるかもしれませんが、税務署は無料で相談することができます。

ただそこまで細かくは教えてくれませんし、実際に税務署で相談したけどよくわからなくて結局そのまま、、、という人も多くいました。

相談料はかかるでしょうが、税理士に相談した方が良いでしょう。

私もご相談をお受けしております。
→ 無申告のご相談はこちら

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