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チキンキーマ(2018.9.16)

前回のキーマよりも煮込む系のレシピを参考にした。コーンがいい感じ。小さめにカットしたじゃがいもを入れたらよかったかな。今まで作ったカレーでは一番美味しかった。前回カルダモンとクローブを買ったので今回も使ってみた。相変わらずカルダモンいい仕事してるわ〜!というのはわからないが、なんかいい感じな気がする。

今回は玉ねぎを炒めてルゥ的なものを作る際に、コリアンダーとクミンをしっかり使ってみた。すごく香りが立って食欲を刺激する。今までにつくった2回のカレーでは味はよかったもののカレー感の無さが課題だったので、今回は最初からSBのカレー粉(赤缶)を使うことを決めていた。最後にパラっとまぶしてみると、知っているあのカレー感が信じられないレベルで立ち上がってきて、わかっていたけどびっくりした。

赤缶の内容物を見てみるとターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、こしょう、赤唐辛子、ちんぴ、その他香辛料、とあった。ターメリック、コリアンダー、クミン、こしょう、赤唐辛子は僕も使っているものだ。フェネグリークも手元にあるので次はこれもつかってみよう。陳皮はないな。しかし、その他香辛料ってなんやねん。

なんだか、カレー粉に関する向き合いが必要な気がする。それぐらい衝撃だった。カレー粉といえば以前、現役の傭兵が書いていたコラムで、ジャングルでの戦闘のときに弾薬よりも重要だとあったのを覚えている。軍からろくな食料が支給されず、補給もままならない戦闘では、現地調達で様々なものを食べるそうだが、その際にカレー粉があるとないでは食事のクオリティが圧倒的に違うそうだ。

そう、カレー粉とはそういう性質のものだ。その昔、王様の耳はロバの耳と風に囁かれたミダス王は触れるものすべてを黄金に変えることができたというが、僕もふりかけるものすべてをカレーに変えてしまえるようなミックススパイスを見出し、それからカレーを追求するほうが良い気がしてきた。まずはカレーを脇において、カレー味の野菜炒めとか、カレー味のソーセージ炒めとかをオリジナルカレー粉でつくるのも、なかなかオシャレな気がする。

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