合挽きキーマ（2020.1.5）

なんだかカレーがそこそこ安定してつくれるようになって、そのプロセスや感じたものを書き残すほどの出来事ではない、日常のようなものになってしまって、このカレーポエムも1年以上放置していた。なんだかんだとカレーは作り続けていたし、家族以外の人に振る舞ったこともあったけど。

娘がキーマを好むのでキーマカレーをつくった。お正月休みの最終日に料理をするのも悪くない気がする。そういえば去年包丁を買ってから玉ねぎのみじん切りが苦にならなくなった。よく切れる包丁は正義である。調理スキルが上がったというのもあるが、下準備の苦痛はだいぶなくなった気もする。

チキンのキーマをつくろうと思ったが、近所のかしわ屋（肉屋で鶏肉を扱わないのが関西だけと聞いたときはカルチャーショックだった）が休業日だったので近場のスーパーで買い物をしたが合挽きのミンチしか無かった。いつものとおりコリアンダー多めにターメリック、カイエンペッパー、ガラムマサラとクミンを少々。合挽きということで、ほんだしをつかって、赤ワインとバターを入れてみた。玉ねぎを炒めるのもこなれてきた感じで味も安定している。ご希望の方には溶かしたチーズをトッピングでフィニッシュ。

かなりイメージした味に近くて、もっとガツンとスパイス感を出したい気もあるのだけど、現時点のスキルではこのあたりが関の山な気もする。ここからもうワンステップとなると、どこから手をつけるべきだろう。もっと色々なカレーを食べないとって感じだな。