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<補足>胆嚢炎について

前回の記事をお読み頂いた皆様、本当にありがとうございました。

同じ経験をされた方に共感してもらった事が嬉しかったし、今は無症状だけど健診で胆石を持っていると言われたという予備軍の方も頭の片隅に…いやもっと小さくていいので記憶の断片として、なんか変なおっさんが胆嚢炎の事を言ってたぞ…と思い出して頂くだけで、僕は幸せです。

あまり長い文章にすると書く方も読む方も面倒なのでざっくりと書きましたが、補足も幾つかあるのでご覧ください。(これも短いです)
*あくまで僕自身に起きた症状や経緯ですので、人により異なるケースもあると思います。参考程度にどうぞ。

Q:逆流性食道炎(軽度)と診断され、そっちの症状はどうだったの?
A:これに関しては僕の場合明確で、多くは明け方に症状は出てきて1~3時間程度で概ね違和感は治まってました。ただ、胆嚢炎の症状と酷似しているので表現が難しいですが、”痛みの質”が違いました。
(胆嚢炎>>>逆流性食道炎)
あと決定的なのは痛みの持続時間。
僕の場合、逆流性食道炎なら長くても数時間でした。
胆嚢炎は酷いと3〜4日悶えます。
急性胆嚢炎なら、30分〜1時間で異常な腹痛になります。


逆流性食道炎に処方されたプロトンポンプ阻害薬(PPI)を処方されてからは、ほぼ症状に関しては皆無と言っても良いレベルなので、初めて逆食と診断された方は、是非胃腸科へ受診する事をお勧めします。
おそらくお医者さんはPPIを使った治療を勧めてくると思いますし、データでも約80%近い方がPPIの治療で改善するそうです。
僕の場合、この逆流性食道炎がどんどん酷くなってきているという錯覚をしてしまった事が、今思えば後悔する事でしょうか。

Q:胆石が出ていると診断されて、何故専門医に相談しなかったの?
A:これを訊かれると身も蓋も無いのですが、子供の頃から食べ過ぎたり、お腹を下したりという症状の殆どが”胃腸”だったんでよね。
疑う余地すら無かった。
実際に受診した胃腸科ですぐに逆流性食道炎という診断が下されたので、もうこれなんだと思っていた所はありました。
又、症状が出るまでは特に対処法が無いというのもネックでして、急に痛くなる急性胆嚢炎だけで、慢性胆嚢炎という症状があると知らなかったのも事をややこしくした原因でした。
勿論、胆石は衝撃波で粉砕したり(体外衝撃波胆石破砕療法:ESWL)、薬で溶かしたりという治療がある事も知っておりましたが、何れも問診の際には、”急にお腹が痛くなってからでいい”と言う認識があったのも事実です。

Q:健康診断書って、胃腸科の先生に提出したの?
A:はい。これに関しては全ての胃腸科の先生に出してました。
残念ながら、ペラペラっと捲って終わりという先生もいましたし、じっくり読まれていた先生もおりました。
なので僕が逆流性食道炎とバレット食道の他に、”胆石有り”という事は、診断書を見ていれば、わかるとは思います。

Q:鎮痛剤のストロカインってどうなの?
A:個人的にはとても強力な薬だったと思います。効く時は確実に胃腸に効いてましたので、僕の場合効いている時は逆流性食道炎の症状、効いていない時は胆嚢炎の症状だったのだと今になれば思います。

Q:胆嚢炎除去後、何か変わった?
A:例の激痛の症状は今の所ありません(あったら本気で泣く)が、2ヵ月~4カ月程度は下りやすい体質になるそうです。これは臓器の手術をした患者さん全般に起きやすい症状だそうですので、胆嚢炎に限った話では無い様ですが、胆汁を貯め込んでいた嚢(袋)が無くなり、肝臓→胆管→直接十二指腸へ胆汁が直接流れ込む様になりますので、身体が慣れるまでは暫く続くかもと説明がありました。

Q:手術後の食事制限は?
A:僕の場合、急激な痛みが出始めてから約24時間後位に手術を行いましたので、多少なりとも臓器の炎症が進んでしまったせいもあり、炎症が正常値に治まるまで3日間は絶食しましたが、炎症が治まればいきなり普通食からスタートしました。
*僕のケースでは、膵臓のアミラーゼ(膵液)の値が正常値に治まるのを待ってました。

前回書いていなかった内容は、こんなもんでしょうか。

この記事が古くなっていったとしても、僕がnoteを続けている限り、何か質問があればお答え出来ると思います。



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