2度目も泣いた項羽の最期
2020 / 5 / 6 加筆、修正 2020 / 5 / 17
※ この記事は2分で読めます 648文字
こんにちは。
司馬遼太郎さんの「項羽と劉邦」を読みました。
実はこの小説、読むのは2回目。。。
あれは、6年前。
関節リウマチと診断される前で、病名が分からずに、病院をさまよっていた頃でした。
今も、ある意味さまよっていますが。。。
そして、不覚にも最終章の同じ場面で泣いてしまいました。
さらに、
今回はもう一つ泣いた場面がありました。
1、滎陽
前回読んだときの、この場面の記憶がない。
劉邦のことが好きだが口の悪い紀信と、その紀信を命の恩人とする周苛。
はたして、陳平の策とは。。。
劉邦の姿になった紀信と、城に残った周苛はどうなるのか。。。
2、四面楚歌
ここは、はっきり覚えている。
覚えていながら、また涙するオヤジ。。。
漢軍に囲まれて、どうにもならない夜、
懐かしいの楚の歌が聞こえる。
歌っているのは、味方なのか、敵なのか。
その後、生き残った兵全員と酒をのみ、肉を食べて、歌う。
愛する虞姫を連れたまま、敵と戦って突破することはできない。
項羽は、そして虞姫はどうするのか。。。
おわりに
組織的には、劉邦のような “人をうまく用いる ” 方がいいのだろう。
私自身、そうできればいいなぁ、と思う。
けど、劉邦に涙することはなかったなぁ。
きっと司馬さんが泣かせるのだろう。
生きているうちにもう一回は読もうかな。
ではまた。
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