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言語と表現ジャンル

ある出版編集者と打ち合わせをした時に「雑誌連載をしたい」と言うと「さかはらさんは映画人ですね。連載には順番があります」と言われました。それが悪いとも思わないのです、日本の個性だと思うのですが、やはり日本は前近代的なムラ社会だなと思いました。今、私の自叙伝は今、英語で出す可能性を模索してエージェントを探しています。日本語で書くこともできたと思うのですが、日本人向けに書くのなら端折れる日本についての説明も外国人には必要とされるのです。日本で良いものが海外で良いものとは限らないのです。その壁を乗り越えたいと思い、可能なら英語で書きたいと思っています。また、私は活字の出版原稿も書きますし、小説も書きます、映画も作りますし、漫画原作も書きたい。ムラ社会では順番待ちが大切ですから、「あなたは私たちのムラの人ですか?」と問われます。それがムラ社会だからです。じゃ、どうして漫画原作も書きたいのか?と言うと、届けるべき人に漫画だと届くからです。言語と表現ジャンルは誰に何を伝えるのかによって決まるのです。

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