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谷信一郎「ステップ」

ステップワークの重要性

ひょんなことからとある街クラブが主催する大会に参加することになりました。その大会にとんでもなく強いクラブが参加していまして、0-15で敗北しました。

調べるとJリーグクラブの下部組織にかなりの選手を送り込んでいるクラブだということが分かって納得しました。

全ての面においてこちらとは雲泥の差があったのですが、特にステップワークのスピードに感嘆して、同時に息子のステップワークの悪さが目につきました。

当然、ステップワークについて(ラダーをするぐらいで)何も教えていないので、改めて息子に対してステップワークのトレーニングを課すことにしました。

タニラダーで有名な谷信一郎さんのトレーニング

Coach United でトレーニングメニューを検索していたところ、「タニラダー」で有名なヴァンフォーレ甲府フィットネスダイレクターで谷信一郎さんのトレーニングが小2の息子でも出来そうでしたのでやらせてみました。

コーンを横に3つ並べたトレーニング

まずはシンプルなコーンを横に3つ並べたトレーニングからです。
そもそも息子はステップワーク自体を意識したことがなかったので、体の上下の使い方がバラバラで非常にバランスがよくありませんでした。ラダーも下手です。

このトレーニングを通して、同じフォームから横移動、縦移動の動きを覚えていきました。特に谷さんが説明している「進む方向の逆の足で地面を蹴る」という意識が皆無だったので、その習慣づけから行うことが出来ました。

並んだコーン沿って横ステップで移動します。進行方向に近い足ではなく、後ろの足、特に足の内側を使ってステップを踏むように指導します。
コーンを渡り切ったところでパスを出し、ダイレクトで返させます。

このバリエーションとして横向きではなく、縦向きでも同じように行います。
この他にも、横、縦移動以外にも斜めの動きがあることを意識づけるトレーニングも行います。

このトレーニングで、横、縦、斜めのステップの踏み方を大雑把にですが身につけることができました。

コーンを四角に並べたトレーニング

ステップワークの下地が出来たことで、次により実践的なステップワークのためのコーンを四角に並べたトレーニングを行います。

約1m間隔でコーンを四角に並べ、コの字、逆レの字などの形でステップを踏み、最後の位置でパスをダイレクトで返す練習です。

動画でも谷さんが説明しているように、方向を切り替える時に前後の足を小さくジャンプして入れ替える、入れ替えた後ろの足のアーチで地面を蹴るという点がポイントです。

このメニューはインサイドパス②に続いてアップの一環としてトレーニングさせています。

トレーニングの効果

相手(パサー)の方向を常に向くように指導しているのですが、なかなか徹底するのは難しいですね。

ただ、このメニューを通してステップワークが安定してきましたし、苦手だったラダーもマシになってきました。加えてゲーム中に相手の方向を見ながら横ステップでポジション修正をする様になったので、本当に取り組ませて良かったです。

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