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ナポリ国立考古学博物館にあるポンペイ遺跡の模型

私は年少期からよくレゴで街を作ったり、ダンボールや木材で家などの建物を作ることをしていました。
なので、小型の街にそれ相応のロマンやファンタジーを見出だしてしまうわけですが、ナポリ国立考古学博物館で観た、ポンペイ遺跡の模型は、そんな憧れを完璧に再燃されてしまうほどの魅力がありました。
これは芸術的に素晴らしいとか、美しいとかの次元ではなく、とにかく素直な感性、単純な趣向からの感動だと思います。

このポンペイの模型の規模は一辺5メートルを越える巨大なものであり、その精巧さも凄く、壁の質感まで再現している完璧な拘りが見受けられます。
おそらく、ポンペイの発掘作業や資料を作る為に制作され、どうせ作るなら徹底的に再現しよう!となったんですかね。
イタリアのもの作りにかける情熱は凄いです。
パワフルです。

アートだの何だの言いますが、この様にただ凄い、しかも欲しい!となるものを観ることができると健全な心持ちになれて、日常的に抱えていたストレス等はさっぱり捨て去れます。

ただただ感動。

ただ眺めて楽しめる。

さすがにここまで巨大なものは持ち帰れませんが、この街の模型の一角を土産物サイズにしてくれたりしたら嬉しいんだけどなあ、と帰り際に思いました。

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