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【ベガルタ仙台 選手採点】J2 第11節 清水エスパルス

仕事が立てこんで更新できずにいたらもう明日更新です。
さくっと更新して明日のジェフ戦に臨みましょう。

では本題へ。

スタメン

ベガルタ仙台

前節、山形とのみちのくダービーに2-0で快勝。複数得点&クリーンシートということない内容で4試合ぶりにホーム勝利を挙げて、意気揚々と首位清水との一戦に乗り込みます。

対清水の対戦成績は10勝7分17敗で清水有利で、昨年の対戦では1分1敗。前回のホームの試合は山形戦後の一戦。0‐3で内容も結果も散々だった思い出。逆にアウェイは終了間際に追いついて勝ち点を持ち帰った。

スタメンは前節と同じ11名。
これで藤枝戦から3試合連続で同じメンバー。結果出てるし、継続するのは納得です。

注目は真瀬。これまで復帰間近という報道は出てましたが、このタイミングで真瀬がベンチに復帰です。サイドバックの勤続疲労が気になっていたので
真瀬復帰はとても心強い。

清水エスパルス

J2では抜けた戦力を有し、今期も7勝1分2敗で首位でございます。前評判通りの結果なので、驚きは何もありません。直近3試合も2連勝中と好調ムードで迎える仙台との一戦。

スタメンは前節から2名を入れ替え。乾と北爪が外れて、吉田豊と矢島が入りました。乾は負傷ということで、白崎も含めて実力派2名がベンチ外となりました。
でも吉田豊を出してくるあたり憎い。良い印象ないのよね、対吉田豊は。

仙台のゆかりの選手で言うと、矢島と松崎。矢島ってエスパルスに移籍してたのね。松崎は古巣対戦なので試合前にコメントが載った記事を見ました。
二人とも仙台時代はお世辞にも活躍していないのであまり思い入れはないです。

戦評

早々に1点を失い、腰が引けまくった前半が悔やまれる。負けるときはこんなもんだろうけど、あまりにも前半の出来が不甲斐なくてフォローのしようがない。

1失点目は相手の狙い通りのプレーだろう。菅田を引き出して後ろで2対2を作って~という流れから。前プレスがうまくハマってなく、その時間帯で失点をしてしまったので心が挫けてしまった。ここから前半終了までは何も見せ場がなかった。攻守ともにバラバラ。
シュート1本打ったような気もするけど、公式記録では前半はシュート数0というのが物語っております。

ハーフタイムでベンチで叱咤されたであろう後半は前プレスを再開し、清水の攻撃を制限するようになっていた。意図をもったプレスができていたので、ようやくこれで勝負になると感じたのだが、ミスからカウンターを喰らって2失点目。
ポジションスイッチがうまく行かなったところを吉田豊~北川と繋がれて失点。やはりお前か吉田豊。そして北川のゴールも良かった。あれは海外移籍前の北川航也だった。ゆえに仕方ない失点。ワンプレーでゴールまで持っていけるくらいの選手が揃っているチームなのだから。

でもここで下を向くことなく、振り切って攻撃に転じたのは良かった。
その役を担ったのは交代で入った松井と真瀬。こういうチーム全体で攻撃のギアを上げるよというときの松井の展開力は武器になる。
そして負傷明けで今季初出場となった真瀬も大きくパワーアップした姿を見せてくれました。クロスの精度が著しく上がっていました。昨年まではニアで相手に跳ね返されてしまうことが多かった印象がありますが、しっかり中央までクロスが届いてましたから。縦にいくだけの選手から一皮むけた印象を受けました。

この2人の投入でサイド攻撃が活性化。攻撃のギアが上がった時間帯に中島と相良が2人でカウンターでゴールを奪い返します。

いけるぞ、ということで前掛かりになっていく仙台。清水は交代選手を使って5バック気味で対応。守備を固めつつ、カウンターからの追加点を狙う。
仙台としてはオープンな展開になってもいいから追いつくんだという選択をしたわけで、底を突かれて3失点目を喫します。ただこれはもう結果論。攻めた結果の失点なのでしょうがないと思える失点でした。得点した選手が清水ユース上がりの最年少記録というのだけが余計だったけど。

でも仙台も終了間際にやり返してるんだ。ジョージがプロ初ゴールを取ってます。エアポケットに入ったようなゴールだったけど1点は1点。横浜FC戦ではゴールを外しまくったジョージがついにゴールを奪ったんだ。清水にとっては焼け石に水のような時間帯のゴールと思うだろうが、我々にとってもは今後のジョージの飛躍につながるはずの大きな1点なのだ。

ということで、2‐3で負けた試合だけど展開を考えると0‐3でもおかしくない試合で2点取り返したわけで。2点とって楽勝ムードだった清水を慌てさせることはできた。後半の戦い方は評価していいと思う。

悔やまれるのは前半。あれは去年までのチームでした。。相手にビビッて消極的な判断とミスを繰り返して清水にやりたい放題やらせてしまった。
清水は確かに強かった。けど何もさせてもらえなかったというほどの実力差はなかった。必要以上に恐れてしまっては試合にならないよというゲーム。
YouTubeでプチバズりしている広報カメラの森山監督の激のまんま。

どんな相手でも戦うチームでいこう。そういうことよ。次節のジェフ千葉戦に向けてしっかりリカバリーしてください。

最後に清水の印象を2つ。
・もう吉田豊はいいよ
・住吉と高橋の中央2枚は堅いな

選手採点

MOMはオナイウ情滋。
出場2分でゴールをあげた事実をみるに彼しかいないでしょう。相良と中島もゴールに絡んでいたのと、流れを変えるプレーを見せた真瀬も高評価です。

その他の選手は評価下げてます。3失点だしね。
松井は攻撃面は評価してるけど失点目に繋がるような守備のもろさがあるのでそこは減点しました。

GK 33 林 彰洋 5.0
DF 2 髙田 椋汰(60'OUT) 5.0
DF 5 菅田 真啓 5.0
DF 22 小出 悠太  5.0
DF 39 石尾 陸登 5.5
MF 17 工藤 蒼生 (60'OUT)  5.0
MF 37 長澤 和輝 (90+2'OUT) 5.0
MF 11 郷家 友太 5.0
MF 14 相良 竜之介   5.5
FW 7 中島 元彦(75'OUT) 5.5
FW 9 中山 仁斗(75'OUT) 5.0

MF 6 松井 蓮之(60'IN) 5.5
DF 25 真瀬 拓海(60'IN) 5.5
FW 98 エロン(75'IN) 5.0
MF 10 鎌田 大夢(75'IN) 5.0
MF 27 オナイウ 情滋(90+2'IN) 6.0

監督 森山 佳郎 5.0
交代カードを使って追い上げは見せてくれたので采配は当たっていた。試合の入り方だけが悔やまれる

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