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教科書通りいかない、朝の別れ

マニラで専業主夫になり、3週間くらい経ちました。
うまくいかないことが多いなかで、子どもとの朝の別れもその一つです。

朝のお別れの歴史

もともと日本でも次男(4歳)は保育園に通っていて、ほぼ毎日、朝の別れは大泣きでした。

当時働いていて、1分でも無駄にしたくない僕は、別れを嫌がる次男を抱っこしたり、説得したりして、でもある程度のところで保育士さんに引き渡し、その途端大泣きになる次男を尻目に園を出るというのが日課でした。

彼が保育園に通い始めて3年くらい、ずーっとこんな感じでした。

教科書通りだと

このやり方、教科書通りだと違うんだと思います。

そもそも育児に教科書なんてないけれど、育児本とかネットの記事とか、そういうものを教科書としてすれば、たぶんこういうことになります。

- 子どもの話をしっかり聞く
- ぎゅっと抱いて親の愛情を伝える

そうすれば子どもは満足して、そのうち自分から親から離れていく。

でも、これって時間がたっぷりかかる事なので、なかなかできることではなかったのです。
できることなら、やりたかったですが。

やってみた

なので、時間のある今、満を持してこれを実践してみました。

まだ数日ですが、その効果は...
ありません。

今の幼稚園は、ビルの入り口で先生が立っていて、そこでお別れ。
そこで、先生が見えるか見えないかの道路の脇で、
次男を抱っこをして、
お話を聞いて、
ぎゅーと抱きしめて。

5分、10分、15分...
通勤途中のフィリピン人たちが温かい目で見てくれます。

それでも次男は
「行きたくない!」
の一点張り。

時間があっても教科書通りにはいかないものですね。
(教科書通りにいけば苦労はしないのですが...。)

それも個性か

それにしても、全く泣かずに笑顔でお別れする子、泣きまくる子、子どもって本当にいろいろ。
その個性が、興味深く、面白いですね。

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