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保育士勉強中 - 全体を眺めて思ったこと-

マニラで子育てをしながら、子どもの放課後について考えている谷です。
4月に試験のある保育士の勉強も並行して続けています。

勉強を始めてちょうど1か月が経ちました。
当初立てたプランはこんな感じです。

1月:教科書的な勉強を一通り流す
2月:問題集1冊目
3月:問題集2冊目
4月:これまでの復習

今は教科書的な勉強が一通り終わり、全体が見えてきたところです。
このタイミングで、今の保育士試験の感想を書いてみたいと思います。

保育士の試験は9教科

プラントエンジニアだった時に苦戦した電気主任技術者試験が4科目だったので、まずは保育士の教科の多さに驚きました。
9教科って、高校生か!と思いました。

内容は保育の心理学や歴史、法律そして音楽まで。

ここまでするか、の音楽

音楽に至っては、僕のレベルからすると超高等。
調判定や和音判定が必要になるとは...
過去問を解いたら0点でした。

保育は産業革命から始まった

歴史の分野は純粋に面白いですね。
保育園の歴史がイギリスの産業革命の工場から始まるとか、
戦前の日本にもいろいろな先駆者がいて、自費で保育園/幼稚園を切り開いていたとか。
そういう歴史って大切だと思います。

試行錯誤が続く教育の科学

教育の原理、つまりどのように子供たちを保育すべきか、そもそも子供とは何なのか、そんな分野の学問も知らなかったことの連続です。
長い歴史があり、長く信じられてきた理論が覆ったり、新しい理論が流行ったり。
他の科学と同じですね。それが興味深い。
純粋に教養としても読んでいて楽しいです。

子供は遺伝で決まる派 vs 子供は真っ白なキャンパス派
など。

知られざる保育園のバイブル

保育園の全般的な運営指針を決めている『保育所保育指針』というものがあるのですが、ここに書かれている内容がかなり細かく、しかも理想的なことが多い。
こんなことを本当に保育士さんたちは実践できているのだろうか?と疑問がわき、保育士の友人に聞いてみました。

友人によれば、保育士の活動はかなりこの『保育所保育指針』に影響されているとのこと。
2018年に大きく改定されたのですが、その際も現場レベルでかなりの影響があったとのこと。
いい方向の影響だったとのことでした。

そんな大切なものなのかと、心を改めしっかり読もうと思いました。

以上、つらつらと保育士試験勉強中に思ったことを書きました。
新しいことを学ぶのはやはり、楽しい。
ということで、時々状況を報告するようにします。

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