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「青春フレンズ」 -昔は苦労して作った音楽も今ではMac一台あればいくらでも!-

音を何度も重ねて録音していくことによって音楽を制作することを多重録音と言います。それに対し、演奏者みんなで「せ〜の」で合わせて一回で録ることを一発録りと言います。クラシック音楽の場合は、音楽を後から編集・加工することはタブーなので、今でも基本的には一発録りで制作されていますが、ポピュラー音楽の場合、多重録音で制作するのは今日では当たり前になっています。

多重録音をするためには、再生ヘッドと録音ヘッドの両方を同列上に兼ねそろえたマルチトラックレコーダー(MTR)という特別のレコーダーが必要でした。以前はオープンリールMTRが録音スタジオに設置されていましたが、1990年以降はデジタルMTRが主流となりました。トラック数も無限になり、今日では個人で使うパソコン内にMTRが組み込まれています。(パソコンで音楽を作ることをDesk Top Music=DTM、あるいはDigital Audio Workstation=DAWと言います)。

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▲まだオープンリールの頃のMTR

私が学生の頃もカセットテープ式MTRがありましたが、けっこう高価で手が出ませんでした。そこで私はラジカセを2台使って、一番原始的な多重録音で音楽を作っていました。まず最初に1台のラジカセにギターを録音します。次にそれを再生しながら他の楽器を弾いて、もう一台のラジカセに録音。そうやってダビングを繰り返しながら楽器を足していくのです。

当然、ダビングする度にテープの雑音(ヒスノイズ)が増えていくので、出来上がった頃にはノイズに埋もれて音楽が聞こえないなんてこともありました。私は歌が下手なので、カラオケまで作ったら、歌の上手い女の子に「歌入れ」を頼んでいました。(それだけは今も変わっていません(^^;))

多重録音マンガ小

昔と違って、今ではMac一台あればいくらでも音楽が作れてしまいます。本当に夢のような時代になったものです。

そんな懐かしい頃を思い出して曲を作りました。「青春フレンズ」と言います。作詞はさむでぃさん、ボーカルはshimaenagaさん。そして南桜井ヒデキさんがめちゃカッコいいギターを弾いてくださいました!どうぞお聴きください!


●「青春フレンズ」(作詞:さむでぃ 作・編曲:Atsushi 歌:shimaenaga ギター:南桜井ヒデキ)

いつまでもフレンズ僕らは
ハートで繋がっている
どんな遠くに離れていても

今日も「イタヅラ笑顔」たち
教室の隅 集まった朝 何かを始めたくて
授業なんかじゃ解らない
大切な夢「教えてくれる場所」探して

走り出そうか みんなが一緒なら
古い地図から新しい事 きっと見つけ出せそうさ Oh!

真面目にケンカもいいじゃない
ホンキの証しだから
明日は きっといい日になる

放課後いつもの集合場所
リュックに詰めた大切なもの ひとつ交換しよう
君が悲しい出来事で
心に雨が降るなら僕も濡れて歩こう

ひねくれ空も みんなが一緒なら
遠く隠れた太陽さえも きっと見つけ出せそうさ Oh!

青春のフレンズ僕らは
卒業のチャイム鳴っても
大人のベルに目覚める時も

走り出そうか みんなが一緒なら
錆びた時計も新しい時 きっと刻み出すから Oh!

いつまでもフレンズ僕らは
ハートで繋がっている
どんな遠くに離れていても

青春の色は・・ずっと鮮やかだ・・

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※癒し系J-POPの作曲・アレンジをしています。作詞してくださる方、歌ってくださる方(女性vo)を募集中。完成した曲は動画をつけてYouTubeにて公開させていただきます。どうぞご一報くださいませ〜(^^) by Atsushi

Atsushi_Channnel:https://bit.ly/321M5k0

Twitter:https://twitter.com/art_sound_elle

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