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自己紹介 | 税理士からカスタマーサクセス、そしてプロダクトマネージャーへ

こんにちは!株式会社ナレッジラボでManageboardのプロダクトマネージャー兼プロダクトオーナーを務めている小野です。
今回は、自己紹介的に私のこれまでのキャリアについて紹介します。
※いわゆる自己紹介noteです!

Granty PMさんのインタビュー記事はこちらからご覧いただけます!
https://pm-notes.com/pdm-voice-37/


簡単な自己紹介

PdM歴:2022年12月~現在
最終学歴:筑波大学大学院ビジネス科学研究科(修士)
資格:税理士、米国公認会計士
趣味:野球観戦(ベイスターズファン)、セイバーメトリクス、読書
SNS:X(@taxashtax)、Linkedin(www.linkedin.com/in/atsushi-ono-37b41bb3)、note(https://note.com/atsushi_ono_kl

2024年の開幕戦セレモニー@横浜スタジアム

ナレッジラボにおけるキャリア

入社までの経緯

2020年7月に現職である株式会社ナレッジラボに入社しました。
入社のきっかけは創業メンバーのリファラルです。

後述するように、新卒で入社した税理士法人のつながりで創業メンバーと知り合い、その後もナレッジラボの存在ははずっと気になっていました。

当時のナレッジラボは、CEOの国見をはじめ、公認会計士および税理士を中心に事業再生コンサルティングの領域で事業展開しており、創業メンバーが優秀なことは知っていたので、いつかはナレッジラボで働かせてもらえないかなーと頭の片隅で考えて続けていました。

20代前半の何者でもなく世間知らずだった当時の私にとって、初めて彼らに出会った頃の「公認会計士や税理士でコンサルの仕事をばりばりやっている人たち」の印象はあまりにもキラキラしており、10年たってもずっとその頃の印象が強烈に残っていたのだと思います。

その後、前職の退職を検討する中で、創業メンバーの一人にコンタクトをとり、Manageboard*のカスタマーサクセスとして入社することになりました。

*Manageboardのサービスサイトはこちら
https://service.manageboard.jp/

カスタマーサクセス

2020年7月の入社から2022年11月までの2年強、Manageboardのカスタマーサクセスを担当していました(うち2年は責任者)。

この2年はキャリアの中でも苦しい時期で、様々なことに悩みながら日々を過ごしていたと記憶しています。

  • 安定しないチャーンレート

  • 日々発生するお客様からのご指摘に対する対応

  • チームメンバーの離脱

手前味噌ながら、これまでの仕事人生では大きな失敗もなく、比較的器用にこなすタイプだったので、イメージ通りのパフォーマンスをまったく発揮できないこの2年は辛い期間でした。

カスタマーサクセスの責任者を任されている以上、自分の周囲で起こるネガティブな事象はすべて自分事=自分の未熟さに起因するものと捉えていましたが、途中からは自分事化を続けることにも向き合えなくなる=他責思考に走ってしまう時期もありました。

後になって振り返ると、大きな失敗を経験してこなかったのは大きなチャレンジをしてこなかっただけでしょうし、うまくいかないのであればもっと周りを頼るべきだったことに気づくのですが、この期間の経験と反省は現在のプロダクトマネージャーの仕事にとても役立っています。

その後、開発部へ異動し、プロダクトマネージャーに就任することになります。

プロダクトマネージャー/プロダクトオーナー

ジョブチェンジ直後

2022年12月から現在に至るまで、プロダクトマネージャーおよびManageboardのプロダクトオーナーを務めています。

異動の背景として、それまでは取締役CPOがプロダクトマネージャーを兼任していましたが、経営者としての仕事がある中、プロダクトマネジメントに加えピープルマネジメントも行っており、職域がかなり広がってしまうという課題がありました。

そこで、プロダクトマネージャーは専任で設置することなったのですが、ただでさえプロダクトマネージャーは人材市場で希少な上、Manageboardの場合、会計という専門的な領域のドメイン知識が必要となります。
当時の社内では私が適任だろうということになり、プロダクトマネージャー就任のオファーをいただきました。

上述の通り、あまり仕事がうまくいっていなかったことに加え、なんとなく自分はプロダクトマネージャーは向いてそうだなぁという楽観的な考えからこのオファーを前向きに受け入れます。

異動後、開発バックグラウンドのなかった私がまずやったことは「ひたすらインプット」です。インプットの対象は本や動画、ウェブ上の記事など様々ですが、「プロダクトマネージャー」のタイトルがつくコンテンツを片っ端から消化しました。

PdMになってから購入した書籍(物理)
電子書籍はこの2-3倍くらい

また、わからない言葉や概念があったらエンジニアやデザイナー質問するなど、信頼関係構築のためのコミュニケーションにも時間をかけました。

自分でコードを書いてみたり、デザインを勉強していくことで、対等にというわけではないですが、彼ら彼女らの言葉や、「こういう仕様にしたいけど、ただし開発上このような制約があるから難しい」といった線引きは、せめて理解できるレベルに持っていこうとしてスキル開発を行いました。

そして現在

2022年12月から1年以上はプロダクトマネージャー1人体制だったのですが、2024年3月に2人目のプロダクトマネージャーである矢吹さんに入社いただきました。

そんな矢吹さんの自己紹介noteはこちら
https://note.com/legal_holly7219/n/n69bcacefd1d0

これまでは1人体制だったがゆえに、プロダクトマネージャーとしてパフォーマンスが最大化できる方向=属人化に好んで舵を切っていたのですが、現在は複数プロダクトマネージャー体制でチームとして成果を出せるように業務の整理を行っています。

プロダクトマネージャーが何人体制になったとしても、プロダクトを成功させる、すなわち、プロダクトビジョンを達成するために何でもやるというカルチャーはチームに根付かせ続けたいと考えています。

*****
私がナレッジラボに入社した当時、メンバーは30人に満たなかったのですが、2024年8月現在では80名を超えるメンバーが所属しています。

会社もプロダクトも成長してきたこのタイミングならではのダイナミックな仕事に日々チャレンジしています。

今のところプロダクトマネージャーという仕事は自分の性質にあっているということもあり、私自身も日々楽しく仕事をしています。

これまでのキャリア

2010年~:アイネックス税理士法人@京都

  • 新卒で京都にある税理士法人に入社し、会計と税務の基礎、中小企業経営者との接し方を学びました。

  • CEOの国見とはナレッジラボ創業前のこの時期に知り合います。

  • 仕事にやりがいはあったのですが、2年半くらい働いた時点で、「グローバルに活躍できる人材になりたい」という20代特有の謎のこじらせを発動し、海外で働くことを決意。

  • 1年後退職し、アメリカへ。

2014年~:Yoji Kida, CPA@ニューヨーク

  • Yoji kida, CPAというニューヨークの日系会計事務所に入所。ビザの関係で1年半で帰国することが前提です。

  • ここでは、米国基準の会計と税務の基礎を学びました。また、仕事の半分かそれ以上は英語に接しており、ビジネス英語も学びました。

  • 仕事で出会った人たちはいい人ばかりで、「海外で働く日本人」ということの繋がりを肌で実感することができたので、この事務所で働けたことは自分にとって人生の財産になりました。

  • ビザの期間満了をもって帰国、再び日本で働きます。

2015年~:EY税理士法人@東京

  • 帰国後、さらに高いレベルの税務を経験するため、東京にあるEY税理士法人に入社。国際税務部の米国税務チームに所属し、引き続き米国税務に携わります。

  • 入社後1年ほど米国税務をやっていましたが、自分は米国税務のプロフェッショナルになりたいわけではなかったので、同じ部署のトラディショナルな国際税務を扱うチームに異動します。合計4年くらいこの国際税務チームに在籍していましたが、ここで税務の世界の広さと深さを学びます。

  • 仕事は大小様々経験しましたが、Big4で国際税務アドバイザリーという税務の世界ではトップレベルの仕事に携わることができ、税務のダイナミックさを肌で感じることができました。同時に、自分の税務知識や英語のレベルの低さを痛感させられることも多々ありましたが、税務という切り口ではグローバルな環境でもなんとかやっていけるという自信を持つことができました。

  • 5年ほど働いた頃、外部のアドバイザーではなく、事業会社で「会社や事業を伸ばしていく」経験をしたいという思いが強くなり退職、そしてナレッジラボへ転職します。

プロダクトマネージャーとして大事にしていること

  • 細部へのこだわり:「神は細部に宿る」という言葉を大切にし、UIやUXの細かい部分まで妥協しないよう心がけています。ただし、理想と現実のバランスを取るため、エンジニアやデザイナーとのコミュニケーションを大切にしています。

  • チームメンバーへのリスペクト:エンジニアやデザイナーなど、各専門家が積み重ねてきた経験や知識を尊重し、お互いの強みを活かせるようなコミュニケーションを心がけています。

  • 透明性のある意思決定:優先順位の決定やアイデアの採用/不採用の理由を、常に関係者に説明するよう心がけています。数字やファクトを用いて説明することで、チーム全体の納得感を高めています。

  • ユーザーとの対話:課題の本質を理解するため、できる限りユーザーと直接対話する機会を設けています。これにより、自分たちの想定と実際のユーザーニーズのギャップを埋めることができると考えています。

さいごに

今回のnoteでは、自己紹介として、主にナレッジラボにおける私のキャリアを深堀りして紹介しました。

ナレッジラボは、「成長するビジネスを圧倒的に増やす」というミッションを掲げています。ミッション達成のために主力プロダクトであるManageboardはもちろん、今後ラインナップに追加されるプロダクトの成長はミション達成に必要不可欠です。

こんなプロダクトマネージャーがいる開発チームで働いてみてもいいかも、と思っていただけた方は是非下記採用サイトからご連絡ください!
https://recruitment.knowledgelabo.com/

(この記事を書いた人)
小野敦志
日米の会計事務所勤務を経て、Big4税理士法人にて国際税務アドバイザリー業務に従事。2020年7月に株式会社ナレッジラボに入社し、現在はプロダクトマネージャーとしてManageboardの開発に携わる。
税理士 / 米国公認会計士。


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