メンタル落ちている時の脳内ピュンピュン
ここ数日、高熱のベッドの中で過ごしています。
さほど下がらない熱と、治らない頭痛。連日長時間ベッドに横になっているため腰がヤバい。
職場への連絡と、熱が少々下がったタイミングを見計らっての食材の買い出し。
一人暮らしの高熱がこんなにも大変なことなのかと痛感する。
ベッドの中では、普段考えないようなことが脳内を右に左にと「ピュン」「ピュン」と飛び交う。
「面倒だな」「眠りたいのに」と思いながらも、思い切ってその一片を手に取ってみる。
亡くなった母への感謝
飛び交う星の正体は「亡くなった母の思い出」でした。
3年前に亡くなった母。
私は幼い頃から気が弱く、引っ込み思案。いつも母にくっついていました。
幼稚園の頃、園の催しで母と「泳げたいやきくん」の曲でダンスしたこと。
私の体調の変化にすぐに気が付き、自転車の後ろに私を乗せて病院へ連れて行ってくれたこと。
そんな普段は全く思い出しもしなかったことが脳内を飛び交っていました。
私が社会人になった頃からは、自分のことしか考えなくなり、会話も減り感謝の言葉すらかけられない時間が長かったこと。まともな親孝行ができなかったこと。
これらの後悔が津波のように押し寄せる。
津波はやがて目から溢れてくる。
「あの時こんなことがあったね」「あの時は本当に嬉しかったよ」
ベッドの中で、まるで母がそばに居るかのように話しかけ・・・
「ありがとう」
「親孝行できずにごめん」
本当に大事なものは無くしてはじめてわかるんですね。
熱よ、早く下がれ!