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崎陽軒のシウマイ弁当を考える

マグロの供給不足から、崎陽軒のシウマイ弁当が、8月17日発売分から、期間限定でマグロの漬け焼きに代わり、鮭の塩焼きが入っています。

今日、ハマスタで野球観戦した際にシウマイ弁当を食べたけど、やっぱりシウマイ弁当にはマグロの漬け焼きが不可欠な存在なんだなあと思いました。

野球観戦中に食べていたら、シウマイ弁当が、なんだか野球チームのように思えてきました。

鮭の塩焼きは、代役としては申し分ないし、どのお弁当に入っても存在感を示せるユーティリティプレイヤー。落ち度はありませんし、崎陽軒の采配も現状できうる最良の選択だと思います。

シウマイ弁当という、個性派集団による全員野球が信条のチームでは、万能型の鮭の塩焼き選手より、尖った個性のマグロの漬け焼き選手の方が打線が繋がります(ご飯が進む)。

そんなことを考えてたら、シウマイ弁当で打線を組みたくなってきました。

1番 マグロ漬け焼き(ショート)
2番 タケノコ(サード)
3番 唐揚げ(センター)
4番 シウマイ(ピッチャー)
5番 ご飯(キャッチャー)
6番 玉子焼き(ファースト)
7番 かまぼこ(レフト)
8番 あんずor小梅(ライト)
9番 紅しょうがor昆布(セカンド)

まさに全員野球。
腹にたまる重量クリンナップに繋げるための味が濃い目の1、2番がいます。
初回から大量得点が狙える強力打線。
6、7、8番は、打力は低いけど(ご飯が進まない)、守備力は高い(弁当としてのバランス)のが魅力です。
そして、9番の紅しょうがと昆布は再び1番に繋ぎ役(箸休め)。

なんだか甲子園に出場して、時折旋風を巻き起こすような公立高校の野球部みたいなチーム(弁当)です。

プロ入りしそうな子はエースで4番のシウマイ選手くらいだけど、この組み合わせだからこそ輝き、チーム力を増幅できる愛着を持たずにはいられないチーム(弁当)。

なんだかシウマイ弁当が無性に愛おしくなってきました。タケノコ選手とか、あんず選手とか、評価が分かれる存在だけど、勝利(完食)を目指すなら不可欠な存在だと私は思っています。

他のチーム(弁当)では、レギュラーになれないかもしれないけど、このチーム(シウマイ弁当)には欠かせない選手(おかず)です。

鮭の塩焼き選手は、きっと他のチームでも活躍できるポテンシャルがあると思いますが、シウマイ弁当では、器用貧乏気味に感じました(鮭、ゴメン)。

マグロの漬け焼き選手のいち早い復帰が待ち望まれます。


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