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選手や経験者のセカンドキャリアまで分かる『ラグビーマガジン』が熱い

小学生の息子がラグビーを始めたことを契機に、25年振りに再び読み始めた『ラグビーマガジン』(ベースボールマガジン社)。

直近のビッグマッチの解説記事や、1か月間で行われた様々なカテゴリーの試合結果、注目選手のインタビュー記事、技術解説記事など、パッと見は、一般的なラグビー専門誌的な構成になっています。

しかし、ラグビーマガジンが熱いのは、それだけにはとどまらず、引退した選手のセカンドキャリアでの活躍にスポットを当てたインタビューがあったり、プレイヤーのみならず、ラグビー経験者で熱い取り組みをしている人にスポットを当てたり、とにかく守備範囲が広く、読み物として充実しているのが魅力です。

最新号でも、巻頭の藤島大さんのコラムで、「二度とくるもんか」Tシャツ(菅平でのラグビー合宿経験者ならピンとくる人も多いはず)の生みの親である方への追悼コラムがあったり、「スクールウォーズ」のモデルになった伏見工業高校出身(全国初優勝をした時のメンバー)で、その後、教員になった人の「今」にスポットを当てた記事があったりと、記事の多彩ぶりは顕在でした。

いろんなスポーツの専門誌は数多くあれど、ここまでプレイヤー以外の人に定期的に光を当てている雑誌はないのかなと思います。

ラグビーは、経験者であれば上手い、下手、キャリアの長さは関係なく、さらに言えば、プレイヤー経験の有無すら関係なく、「好きならばそれでよし」的なカルチャーがあるスポーツです。

「ラグビーマガジン」もまたそのカルチャーを色濃く反映しているんだなぁと思いました。

ラグビーにもっとはまりたいなぁと思ったら、「ラグビーマガジン」はオススメです。

ラグビーをしている人たち、ラグビー経験者、ラグビーを好きな人がどんな人たちなのかがよく分かる雑誌だと思います。


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