学校の勉強は本当に役に立つのか


結論:役に立つし、役に立たない

どっちだよって(笑)(笑)


学校の勉強は役に立たない、
数学なんて生きてても使わない、
鎌倉幕府ができた年なんてどうでもいetc...

学校の勉強が役に立たない、
というお話はちょくちょく耳にします。

直接役に立つかどうか、という観点なら
私も役に立たないと思います。

微分積分を日常生活で使うか?
と聞かれたら、使いません(笑)

しかし、全く役に立たないか?
と聞かれると100%NOとも言い切れません。

冒頭書いた通り役に立つし、
役に立ちません(笑)

例えばあなたが20歳の時に
何かスポーツを始めるとしましょう。
ここで2つのパターンを想像してみてください。

①思春期にずっと筋トレをしていた
②全く筋トレ・運動をしなかった

スポーツを始めたときに
どちらのほうが技術の向上が早いでしょうか?

大抵の場合①だと思います。
ずっと筋トレをして身体を鍛えていたので
スポーツをするための技術も
スムーズに身につくはずです。

ただし、筋トレをする動作そのもの、
たとえば腕立てや腹筋運動の動きは
直接的にスポーツに役に立つ訳ではないでしょう。

筋トレによってついた筋肉や
身についた筋肉の使い方などが、
スポーツの技術向上をスムーズにしてくれます。

この筋トレにあたる部分が
学校の勉強だと考えています。

先ほど記した通り、直接は役に立ちません。
しかし、その勉強を通して鍛えた脳や
その使い方が、その後の人生で
自分が本当に勉強したい領域に出会った時
あるいは生きていく上での知恵を絞る際に
必ず役立ってくれるはずです。

裏を返せば、学校の勉強以外の方法で
脳の使い方、思考が鍛えられる人は
学校の勉強は役に立たない、
と言ってもいいかもしれません。

しかし、勉強をやっていて無駄になる
ということは間違いなくありません。

大人になって振り返った時に
「やっぱり勉強は役に立たなかった」
と思う人やそのように言う人は
本当は、身に付いている筋肉のおかげで
今できている"何か"に気付けていないか
筋肉の使いどころに巡り合ってない
宝の持ち腐れ状態です。

勉強はちゃんとしたけど無駄だった
と考えてる人はもう一度思い返してみてください。

そして、今やってる勉強が無駄だ、
と思い込んでる中高生の皆さん
この記事を読んで考え直してくれたら嬉しいです。

(あー、中高生の頃の自分に聞かせてやりたい(笑))


余談となりますが、勉強は無駄じゃなくても
学校教育独特のやり方には
個人的にはマジで嫌気が差してます(笑)

集団行動だとか周りに合わせるだとか
クラス全体の連帯責任だとか部活だとか、、

これ以上語ると蛇足まみれになるので
この辺で、、、

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