風邪を引きました(41)

こんにちは。
今月に入って風邪ひきました。

8月の恒例

昨年、一昨年の8月も風邪を引きました。
風の邪気と書いて風邪。『日常語語源辞典』によると、もともと「か」は気、「ぜ」は風を意味していて、空気が動くことを「かぜ」、それで伝染する病気も「かぜ」と呼んだらしいです。
特にここ数年は感染症が流行していたので、自分が体調を崩したときは2回、近くで体調を崩す人がいる時には最低1回はPCR検査を受けていましたが、1回も陽性にはなりませんでした。とは言え、誰かにうつしたり、誰かを不安にさせたりすることがないように、人との接触を避けて、リモートワークで対応していました。
それにしても、3年も連続して8月に風邪を引くなんて。

とにかく寝る

ここしばらくは年に1回くらいしか体調を崩さなくなりましたが、少し前までは季節ごとに体調を崩していました。年に4回も風邪を引く、そんな生活を40年も続けていると治し方も上手になります。
私の治し方はとてもシンプル。ひたすらに寝る、これに限ります。風邪のひき始めは布団の中でも悪寒を感じるだけです。8月なのにエアコンも止めてどれだけ厚い布団に入っていても寒く感じます。徐々に体温が上がってきてしばらくすると、私の場合は39度くらいになってしばらくすると悪寒がなくなって汗をかき始めます。こうなれば後は回復していきます。汗をかいたら、服を着替えて、シーツとタオル(風邪を引いた時はシーツの上にタオルと敷いてます)を取り換えて、水をたくさん飲んでまた寝ます。これを一昼夜繰り返すと体温が38度くらいになります。ここでお風呂に入って更に汗をかいて、ひと眠りすると体温が37度くらいになります。念のため、一昼夜ゆっくりすると翌日には恢復します。
私の場合は、薬で風邪は治りません。薬にできることは、風邪のプロセスを遅らせたり、早めたりすることだけです。
薬を飲んで悪寒を感じるタイミングを2日くらい遅らせたり、お酒を飲んで、悪寒を感じるタイミングを1日早めたりすることができます。仕事が忙しいときは、金曜日の夜に悪寒を感じると、土曜未明に汗をかき始めて日曜の朝には体温も平常に戻る、、、ってことができます。

すっきりする

私は風邪を引いても薬は基本的には飲みません。
以前は薬も飲んでいたのですが、体調不良が続くばかりで、高熱にならないけど微熱が2週間も続いて、鼻や咳がしばらく残って、回復には1か月近い時間がかかっていました。ところが、一度高熱を出すと、2~3日くらいですっきりと治ってぐずぐずが長く続くことはありません。鼻や咳が残っても漢方で十分に対応できます。
科学的なエビデンスを取っているわけではないのですが、風邪にかかるということは、私の免疫が弱って風邪に抵抗することができなくなっているということだと考えています。高熱が出るというのは免疫反応が活発である証左です。高熱を出して免疫反応を引き出すことで自然と風邪が治癒します。免疫の強弱という点で考えると、風邪を引いた時は、免疫を再活性するためのよい機会になります。ということで、風邪ひいた時には、風の邪気に精一杯暴れて頂いています。

常に免疫をよい状態に保ち続けることが一番良いのかもしれませんが、私にはまだ届きません。
事業を行うということは、世界の現状を少しずつ変えるという側面もあります。事業を通じる変化は、その多くは長期的にはポジティブな影響を持ちますが、短期的には、負荷を高めたり、抵抗を生んだり、ネガティブな影響をゼロにすることができません。瞬間的にはネガティブな影響を引き受けることは長期の繁栄には必要なことと思っています。1年に春夏秋冬があるように、そのサイクルで生死を巡らす生き物がいるように、負荷や抵抗は成長の一要素であることも否定できません。全ての出来事が自分と周囲の成長のために準備されていると感じます。

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