簡単!元気いっぱいの習慣「モノを整える」その1(21)
今回も元気作りの続きです。
私にとって最高のコンディションというのは、元気溢れた自分を維持すること。「13.いつも元気な人は何をしてるのか?最高のコンディションづくりに挑戦」では、身体のアプローチからの元気づくりについて、「元気を宿らせる! (17)」は、心のアプローチからの元気づくりについて書きました。心、精神面のコンディション作りは、言葉、より正確には言葉によって喚起されるイメージ、それが持つエネルギーに注目すること、それを行動で固定化することをお話しし、「メディアからのインプット情報を変える」こと、「場所からのインプット情報を変える」を紹介しました。
今日は「モノからのインプット情報を変える」についてお話しています。
お気に入りのモノ
と言われると、何を思い出すでしょうか?
お気に入りのペン、ご両親のものをリニューアルした着物、お風呂の石鹸、やっと巡り合った愛車、それとも家族みんなでワイワイ話あって設計を進めたおうちでしょうか?
言葉や場所と同じように、モノもイメージを喚起し、元気・エネルギーを動かします。新聞・雑誌にはラッキーアイテムが紹介されていますが、「人に元気をくれる」という意味で圧倒的に影響が大きいのは、お気に入りのモノ、よい思い出が詰まったモノ、そして、いまいち気に入っていないモノ、思い出したくないモノ、ちょっと気に気になるモノです。
特に目にする頻度、使う頻度が高いモノには注意しています。イメージを繰り返して喚起するとそれを習慣化します。
家を整える
頻度の一番高いモノが詰まった場所は自宅ですよね。寝室、リビング、玄関、台所、お手洗いなどはまさに生活の場ですし、普段使いの家具、調度、食器、デスク、文房具、棚も日々目にしているモノです。
自宅をお気に入りのモノだらけにできれば、どれだけすっきりするでしょうか?とは言え、一気にお気に入りだらけにするには予算も時間も限られますので、少しずつよくしていくのが私のお勧めです。
不要なものを捨てる、または片付ける。
断捨離のノウハウはあちこちで語られていますが、それでも捨てられない場合は、いったん倉庫などに片付けて1年したらもう一度見ましょう。もしかしたら保管のコスト感(倉庫代や年1回確認する手間)を感じたら捨てられるかもしれません。ちなみに私は余計なモノは目にしたくないタイプなので、気になるところは視界に入れないように片付けます。
毎日見たときにちょっと気になるけど「まぁいいか」で放置していることがあるかもしれません。カーペットのほつれ、塗装のはがれ、床の傷など、、、完全修理は時間もお金も必要かもしれませんが、ちょっとした補修や隠す工夫はすぐできるかもしれません。でもそれだけで、毎日のちょっと気になるアレが減っていって快適になります。
毎日、自動車を使う方は自動車も忘れずに手入れします。
持ち物を整える
持ち物は整えるのが簡単かもしれません。もし、「持ち物には無頓着です」って思っているようなら、自分の持ち物を眺めてみましょう。
「このバッグはいつ見てもほれぼれする!ちょっと汚れついているからちょっと掃除しておこう」「この何年もしてる指輪、なんか苦楽を共にしてもう自分の一部だな。見てるだけで励まされる」というようにウキウキ感じることもあるかしれません。その一方で、「この財布も古くなってきたかな」、「これは〇〇さんにもらったんだけど、今となっては〇〇さんとの思い出は思たしくないな」と、なんとなくどんよりするかもしれません。
ここでも、喚起されるイメージが、持ち物を整えるヒントになります。すぐに全部は変えられないかもしれませんが、大切に感じるものを大切にする、不要と思うものを置き換える計画を作ることはすぐにできるかもしれません。
長くなってきたので続きはまた次回。
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