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旅の記:2023年7月のツアー⑱西光寺<柴田勝家・お市菩提寺>(福井県福井市)

【旅の記:2023年7月のツアー⑱西光寺】

北ノ庄城を訪れたのなら勝家さんのお墓詣りということで、柴田勝家・お市さんが祀られたお墓がある西光寺へ。天台宗の一派、天台真盛宗の寺院です。
延徳元年(1498年)に朝倉氏4代目当主貞景の家臣・上田兵衛尉盛忠が戦死者をともらうために岡保村に建立した。天正3年(1575年)柴田勝家が北ノ庄城主となり城下町を整備、現在の地に北ノ庄西光寺を建立した。
岡保村にあった西光寺から御木造を移そうとすると、一人でも持ち上がるはずの御木造を動かすことができなかったため、岡保村西光寺は残し、御木造を新調し北ノ庄に寺を建てることになったという。
賤ケ岳の戦いで羽柴秀吉に敗れた勝家は北ノ庄城にて妻・お市らと自害する。
勝家は親しかった9代目西光寺住職の真誉に遺骸の処理、死後の供養を託していたそうで、現在でも勝家・お市の法要を執り行っているとのことです。また茶々・お初・お江の三姉妹を一時保護していたという話もあるそうです。

本堂。
柴田勝家・お市のお墓
勝家が愛した梅の木だそうで、昭和20年に戦火に見舞われ焼けてしまうが、しばらくするとまた芽吹き、花をつけるようになったそうです。

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