見出し画像

旅の記:2023年7月のツアー㉔毛谷黒龍神社(福井県福井市)

【旅の記:2023年7月のツアー㉓毛谷黒龍神社】

足羽山の東麓に鎮座する毛谷黒龍神社は継体天皇が即位前に日野・足羽・黒龍の三大河川の治水工事を行い、越前平野を開拓した際に、北陸一の大河で暴れ川でもあった黒龍川(九頭竜川)の守護として黒龍村毛谷に毛谷神社を創建したのがはじまりとする。
御祭神は山峯の雨を司る高龗神と谷の雨を司る暗龗神とし、どちらも水の神様で、イザナミからカグツチ(火の神)が生まれた時、その苦しみからイザナミが亡くなってしまい、キレたイザナミがカグツチを斬った際に生まれた神様です。また継体天皇、相殿には聖徳太子が祀られています。
元徳元年(1329年)後醍醐天皇の時代に足羽山に遷座し毛谷黒龍神社となる。
江戸時代には松平秀康が社殿を山上に引き上げて造営するなど福井歴代藩主からの崇敬を受けた。明治8年(1875年)現在の地に遷座、福井城下神宮寺町・毛谷町一帯の産土神として「くろたつさん」と呼ばれ親しまれているそうです。

明治33年福井大火で社殿が類焼、現在の本殿は昭和3年、拝殿は同6年に再建。福井市内で唯一空襲、震災を免れた神殿とのこと。
境内社・石渡八幡神社。手前の「願かけ石」は千年前に九頭竜川に落下した隕石のかけらと言われているそうです。
境内社・西宮恵比寿神社

パワースポットとしてテレビか何かで紹介されたそうで、多くの方が御朱印をいただきに並んでいました。種類もいろいろありましたよ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?