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旅の記:2023年4月のツアー⑮阿智神社(岡山県倉敷市)

【旅の記:2023年4月のツアー⑮阿智神社】

倉敷にてライブの次の日に美観地区の一角・鶴形山に鎮座する阿智神社へ。倉敷の古名は「阿智」であり、これは日本書紀応神記(4世紀)に「阿智使主(あちのおみ)が韓国より17人を率いて帰化をした」とあり、その一族がこの辺りに住んで先進技術を伝え、広めたことに由来するという。
社殿では神功皇后三韓征伐の途中に航路を見失った際、宗像三女神に祈ると、輝く三振りの剣が雷鳴と共に天空からこの地に降ったということで、応神天皇の御代に妙剣宮(妙見宮)として祀ったと記されているそうです。というわけで、ご祭神は交通交易の神様、宗像三女神です。
江戸中期には別当寺が管理したが明治の神仏分離により妙見宮を阿智神社とした。


駐車場が山頂にあり車で上がってきてしまったので、一度境内を通って神門手前から参拝。
神門あたりからの眺め。なかなか高いです。麓に鳥居があり、そこから階段で上がってくることができます。手間は美観地区の建物の屋根ですね。
拝殿
ご本殿。応神天皇・イザナミ・イザナギなども共にお祀りする。
荒神社。スサノオ・ウカノミタマノカミをお祀りする。他、稲荷社、菅原神社などの摂社末社があります。
伊勢神宮の遥拝所。

また阿智神社は「阿智の藤」といい藤棚が有名だそうです。4月後半から5月が見ごろということで、少し早かったですね。

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