旅の記:2023年7月のツアー⑪春日山城(新潟県上越市)
【旅の記:2023年7月のツアー⑪春日山城】
さ、春日山神社から春日山城へ!南北朝時代に越後守護だった上杉氏の砦として築かれたのがの始まりとされ、永正4年(1507年)長尾為影が上杉定実を擁立して越後府中に入ると、春日山城に長尾氏が入った。1548年長尾景虎(上杉謙信)が兄・晴景から家督を相続して入城し拠点とする。天正5年(1577年)に謙信が急死すると、生涯独身であったため養子にした甥っ子の景勝と、北条氏から人質的に養子に入っていた上杉景虎との間で家督争い(御館の乱)が起こり、これに勝利した景勝が入城する。
慶長3年(1598年)景勝が会津に転封となり堀秀治が入城。慶長12年(1607年)秀治の時代から築城していて、家督を継いだ忠俊の代に完成した福島城に移り、春日山城は廃城となる。
春日山城は別名「鉢ヶ峰城」ともいい、謙信の時代から景勝、堀氏によって広大な城郭へと整備されていったという。
春日山城には多くの曲輪が配置されていて、約2km四方にも及ぶとか。を中心に広範囲に砦が築かれているそうで、まさに鉄壁ですね。建物の再建を望む声もあるようですが、発掘調査が終わっておらず、いつになるかは未定のようです。
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