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旅の記:2023年9月のツアー②大麻比古神社<阿波国一宮>(徳島県鳴門市)

【旅の記:2023年9月のツアー②大麻比古神社】

徳島県に入りまして、まずは阿波国一宮であります大麻比古神社へ。「おおあさひこ」と読みます。主祭神は阿波国を開拓し穀麻を植えて紡績の業を創始したという天日鷲神(あめのひわしのかみ)の子の大麻比古神、そして配祀神に古くから大麻山に祀られ、のちに合祀されたという猿田彦大神がいらっしゃります。

社伝によれば神武天皇の時代に阿波国の守護神として大麻比古神をお祀りしたのがはじまりとされ、平安時代から多くの記録が残っている。南北朝時代に細川氏の崇敬を受け、室町時代には三好家、江戸時代には徳島藩主蜂須賀家の庇護を受けた。明治13年(1880年)に本殿以下が国費により造営された。
第二次世界大戦後の昭和45年(1970年)に氏子崇敬者の寄進によって祝詞殿、内拝殿、外拝殿が築造された。

とても歴史の長い神社で、主祭神についてや、一宮についていろいろと議論があるようです。また大麻比古神は阿波忌部氏の祖とされ、忌部氏はユダヤの流れを汲んでいるというまことしやかな噂もあったり、とても興味深い神社であります。
とにもかくにも徳島に来たご報告と、猿田彦もいらっしゃるので旅の無事をお祈りいたしました。

ご神木
拝殿
ご本殿
さらに奥へ行くと
ドイツ橋。第一次世界大戦の捕虜収容所が近くにあり、当社は捕虜の散策に利用されていた。収容所の待遇の良さに感謝を感じ、帰国の際に記念として石造りアーチ橋の築造を提案、大正8年(1919年)に着工・完成した。
さらに奥には丸山神社と丸山稲荷、がありますが、こちらから遥拝。。
境内に戻る途中に、こちらもドイツ人捕虜が造成したという「心願の鏡池」があり、こちらも捕虜が建造した2連アーチ橋があり、「めがね橋」という愛称がつけられている。
奥宮遥拝所

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