未経験からバンクーバーでAI エンジニアを目指してみて
バンクーバーで現地就職を目指して2019年3月にバンクーバーへ渡航し、5月から現地のカレッジ(CICCC)でプログラミングを勉強して約8ヶ月経ちました。
年末だし、思考整理もしたかったので渡航前のことや勉強の過程、今後のことを適当に書き記しました。
背景
簡単に自己紹介。
まず自動車の専門学校を卒業して自動車整備士として約2年働きました。
(今もなお、この選択をしたことをひどく後悔しています。)
整備士をやめた理由は、将来性や仕事内容など多々あったのですが一番の理由はただ単に海外で働きたかったから。
これだけです。
その後セブ島留学など色々経験し日本の会社でエンジニアとして就職しました。
就職したと言っても、実際の開発に携わったわけでもないし3ヶ月やめたので、プログラミングに関しては未経験と言ってもなんら遜色のないレベルです。
そして24歳の終わり頃にスキルもないままバンクーバーへ渡航しました。
3月 〜 4月
2019年2月終わりにバンクーバーへ到着しました。
同年5月から現地のカレッジにて「Web & Mobile Application」というコースを受講予定だったので3月から4月まで付属のESLへ通いました。
セブ島留学したこともあり、日常会話程度はできたのですが周りのレベルが高く当初受けていたレベルを一段階下げてもらうなどして何とか1ヶ月生き延びました。
1ヶ月の間は並行してプログラミングの勉強を行なっていました。
そのころは無難にフロントエンドデベロッパーを目指していたので、
HTML、CSS、Javascriptを中心に勉強していた気がします。
4月 〜 5月
当初はこの期間もESLを受けるつもりでしたが、未経験者が多かったためか、学校側がWeb & Mobile Applicationを受講する生徒に対してプレコースを開講し強制的に受講させられました。
内容としてはプログラミングというよりハードウェアに近い部分の勉強が多かった気がします。あとGitやコマンド全般の使い方も軽く触れました。
また3月は機械学習エンジニアを目指そうと決意した時期でもあります。
そもそもフロントエンドの勉強をしていた理由としては、楽しいとかそういう理由は全くなく、Reactやってればバンクーバーだと需要あるし、就職できる確率高いんじゃねという安易な理由でした。
そんな惰性で勉強していた時にちょうど機械学習エンジニアとして未経験から現地就職した日本人の方とお会いする機会がありアドバイスなどいただきました。
そこでせっかくバンクーバーにきたし、より楽しそうなことやってみたいことに挑戦しよう。
そう思い、機械学習エンジニアとして現地就職することを決意しました。
5月 〜 8月
5月から本科がはじまりJavaを中心に授業が進められていきました。
先生が緩かったので、この頃から授業中にイヤフォンをしてオンライン教材(Coursera)で機械学習について勉強を進めていきました。
受講したコースはスタンフォードのMachine Learning
deeplearning.aiのdeep learning specializationを受講して機械学習、深層学習の概要について理解しました。
8月
本科が始まって3ヶ月、webコースかmobileコースのどちらかを選ばなければなりませんでした。
規則のゆるい先生がmobileコースの担当、また6:30PMから授業が始まることもあり、mobileコースを選択することにしました。
日本人の未経験者はほぼフロントエンドデベロッパーを目材していることから、大半がお昼からのwebコースを選択していました。
またこの時期にSpringboardというサンフランシスコにあるオンラインBootCampを受講し始めました。
このBootCampでは機械学習エンジニアになるためのカリキュラムが組まれたコースがあったので、それを受講しています。
値段は50万弱と決して安い値段ではなかったのですが、数学や統計に長けている訳でもないし、ましてやプログラミングのスキルも低い自分にとって受けないという選択肢はありませんでした。
正直心のどこかで独学じゃ厳しいという気持ちがあったのかもしれません。
(内容については気が向いたら今後書こうかと思います)
9月
9月半ばに、受講しているBootCamp主催のカンファレンスがサンフランシスコのLinkedInのhead officeで開催され参加しました。
名だたる企業で機械学習エンジニアやデータサイエンティストとして働いている方と会うことができ、とても刺激を受けました。
このカンファレンスに参加したことでアメリカで働きたい熱が再び復活しました。
10月 〜 今まで
この間は授業には出席するものの、年末モードに入ってしまいbootcampのカリキュラムと学校のファイナルプロジェクトを進めるものの
日々の進捗はほぼ0という感じで過ごしてました。
プロジェクトを簡単に説明すると、音声翻訳です。
Google翻訳を想像してもらえばわかりやすいかと思います。
自然言語処理や音声認識やら使い
英語から日本語、日本語から英語の音声をリアルタイム翻訳できるモデルを組んでいます。
いま思うこと
ざっと今までの勉強の過程やら書きましたが、現状は不安8割と期待2割という感じです
一番の不安は就職面です。
バンクーバーのIT産業は伸び続けているとは言え北米は日本以上に学歴を重視されます。
ましてや機械学習エンジニア、データサイエンティストのポジションはMasterまたはPh.D持ち前提で募集をかけているので彼らと競うのは、
割と無理ゲー感があります。
また、ほぼ未経験から機械学習エンジニアを目指している話をバンクーバーにいる日本人のエンジニア経験者の方に話をすると、無理だからやめな。
みたいなネガティブな意見や技術的なマウントを取られることが結構多くてそれがより不安を掻き立てます。
まあ就職できずに日本に帰ってる自分の姿が想像できないので、何とかなるだろうと。
割と甘い考えかもしれませんがそう思ってます。
またバンクーバーに関して思うことは本音を言うと、つまらない街としか思ってません。
もちろん夏は最高だし、ビールは美味しいし楽しいことはあるのですが
圧倒的に刺激が少なく一生は住めないなというのが正直なところです。
ですが永住権取得は視野に入れて行動しています。
というのも自分の中で一番最悪のパターンは日本で就職することなので、
それは何としても避けたいなと。
今後について
今後は割とやることが決まっていて
・カナダ現地就職
・カナダ永住権
・オンライン大学で学士を取得
・アメリカ現地就職
の順に進めていきたいなと思っています。
もっと具体的に数値の目標でいくと30歳までに年収1000万
ここを狙っていきたいなと思ってます。
正直この額は簡単ではないけど、機械学習エンジニアとして就職できれば北米ならそこまで難しくないなと思ってます。
まとめ
バンクーバーに来て日本ではできない体験を色々して言えるのは
目標持つことは誰にでもできるし年齢関係ないなと本気でそう思いました。
というのもカレッジには30歳を超えて未経験から現地就職を目指している日本人もたくさんいるし、40歳を超えて大学に通い直している現地の人だっている。
環境によって人生左右されるくらいなら、いっそのこと国ごと環境を変えてしまうのも本当にありだなと。
そして何かに挑戦し続ける人生って退屈しないなとしみじみ感じてます。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
バンクーバーに来てからのことを、ずらずらっとテキトーに書いたので有益な情報は多分なかったかと思います。
もし何か質問あればTwitterにてDM送ってくれれば返します。では。
twitter: https://twitter.com/Atsushi68593216
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