ついに認定！アツラエが「健康経営優良法人」に認定されるまでのお話（前編）
アツラエの取締役兼、クリエイティブコンサルティング事業部長の中居です。
2024年3月11日に、今年の健康経営優良法人が発表され、弊社アツラエが「中小規模法人部門」で健康経営優良法人に初めて認定されました！
今回のnoteでは、アツラエが健康経営優良法人の認定を目指した理由と、健康経営において自社サービスでもある「Wellness Aile」をどのように活用しているかをご紹介します。
アツラエが健康経営優良法人の認定を目指したわけ
アツラエが健康経営優良法人の認定を目指そうと決めたのは、2021年中頃頃に、Apple Watchを活用した健康管理のPoC案件を実施したことをきかっけに「ヘルスケアサービス」を自社製品として開発しようと企画したことがきっかけです。
「健康経営優良法人」や「ホワイト500」という制度があることは知っていましたが、大企業向けのものという思い込みがあり、中小企業のアツラエが認定を受けられるものかどうかは知りませんでした。
「健康経営をサポートするサービスを作るのだから、自分たちでも認定を受けられるなら受けよう」と決意。詳しく調べてみた結果、「中小規模法人部門」であれば、アツラエでも認定が受けられそうだということがわかり、認定に向けた活動を始めることにしました。
そもそも健康経営優良法人とは？
「健康経営優良法人」は、経済産業省が2014年から「健康経営銘柄」の選定を行ったことが起源となっており、2016年に「健康経営優良法人認定制度」が創設されました。
「健康経営」とは、「従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること」と定義されています。
従業員の体の健康はもちろん、こころの健康も維持・増進するために、目標を設定し、計画、実行、振り返りをしていくことが認定のためには必要です。
健康経営の取り組みにより、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されています。
初年度の2017年に認定された法人は、「健康経営優良法人」が95社、「中小規模法人部門」が223社の計318社でしたが、2023年の認定数は、1万9000社に上っています。
中でも各部門の上位500社には、ホワイト500（大規模法人部門のTOP500）、ブライト500（中小規模法人部門のTOP500）と認定され、上位に認定されることは株価や採用等にも大きな影響を与えています。
健康経営優良法人認定における「Wellness Aile」の活用
アツラエでは、従業員全員にiPhoneとApple Watchを配布しており、自社サービスであるWellness Aileを活用しています。
健康経営優良法人の申請にあたり、Wellness Aileを活用しているポイントをご紹介します。
従業員の健康課題の把握と必要な対策の検討
「健康課題に基づいた具体的な目標」として、以下を設定しています。
【課題と目標】
リモートワーク中心であることから、従業員の運動量低下と業務目的以外での従業員間のコミニュケーション量の低下を課題と設定し、「会議やプロジェクト活動等の業務目的以外での社員間の交流機会の増進」を目標ととして設定
2. 健康経営の実践に向けた土台づくり
「コミュニケ－ションの促進に向けた取り組み」として、以下を実施しています。
【活用ポイント】
Wellness Aileのコイン付与・交換機能の活用し、「従業員同士が感謝を伝え合うことに対してインセンティブの付与（社内通貨、社内サンクスポイント制度など）」を実施
3. 従業員の心と身体の健康づくりに関する具体的対策
「運動機会の増進に向けた取り組み」として、以下を実施しています。
【活用ポイント】
Wellness Aileの提供と、活動量に応じたコイン付与、アプリ上でのイベント開催を活用し、「"運動奨励活動（歩数計の配布、歩行や階段使用の奨励、表彰等）や、運動促進のためのツールの提供（アプリ、動画配信等）」を実施
現時点では上記の認定項目での活用となっていますが、今後はさらに認定に役立つ機能があれば、サービスに組み込んでいきたいと考えています。
晴れて認定！今後も従業員が活き活きと働ける会社を目指します！
2024年3月11日に晴れて「健康経営優良法人（中小規模法人部門）2024」の認定を受けることができました！
健康経営を「認定」のためのものとして形骸化させることなく、従業員の幸福と生産性の向上を目指し、企業としても成長していきたいと思います。
次回のnoteでは、アツラエが認定を得るために行なった活動についてご紹介します。
健康経営優良法人（特に中小規模法人部門）を目指される方にご参考になる情報をお伝えできればと思います！