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睦巳って読めますか?

最初に与えられたプレゼント


この名前は生まれた時から僕のすぐそばにいて見守ってくれていました。
睦巳
これが私が生まれた時に名付けられた名前です。

読み方は

『むつみ』

ではなく

『あつし』

当て字ですか?ってよく聞かれるけどどうなんだろう・・・


自分の名前を調べてみた

すると

載ってない。

え?載ってない?

当て字なの?

自分でも不思議に思いましたがどうやら赤ちゃんに名前をつける時に参考にする名前辞典に載っているらしい。

あつしという名前をつけた理由を母親に聞いてみました。

母親は俳優の渡辺篤史さんの雰囲気がとても好きで、こんな風な人になってもらいたいと思って名付けたらしいです。

なるほど!
そこまではわかる!
しかし問題はここからだ!
なぜこんな読みづらい漢字にしたのか?
渡辺篤史さんとも名前に漢字が違うのに。
雰囲気が好きだったらそこも合わせなさいよ!
とは言いませんがこの漢字の理由も聞いてみた。

どうやらこの漢字は父親がつけたらしい。
夫婦が親になっての初めての共同作業かもしれない。
知らんけど。

この名前にどうしてこの漢字にしたの?
と聞いてみたら

人になかなか読めない漢字にしようとした。と。
なるほど!
父親の賭けは勝ったわけです。
35年間この名前を『あつし』と呼んだ人は一人もいない。

いえ〜い!

この名前で『むつみ』さんなら日本中に男女関係なくいる。
そこが読めない理由の一つだと思う。
漢字の組み合わせで名前としての事例がないものであれば人はなんとか読もうとすれば当てられる人も出てくるかもしれない。
が漢字自体一般的な読み方があるのに違う読み方をさせるという意地悪さがここにあります。

宇宙と書いて『そら』と読むみたいな感じですね!
めちゃかわいいですけどね!

睦巳の意味

漢字に意味はないと言われたが自分でこの漢字の組み合わせについて調べてみた。

まずは『睦』これはお祭りの時の法被(はっぴ)の背中に印字されることが多いですよね!
そして言葉としてよく使われるのは『仲睦まじい』(なかむつまじい)という言葉。
これが意味を物語っていると思う。お祭りは無礼講であり人種関係なく皆仲良くするという意味になる。

次に『巳』という漢字は干支の『蛇』を意味する『みどし』として使われます。
この漢字の意味にヘビは関係なく長いものとして捉えます。
人と人の間を長く繋ぐものを意味しているそうです。

そこからこの『睦巳』という名前に意味は
人と人を繋ぎながらお祭りのように胸を和気藹々にする人ということを意味しているんだなと解釈しています。

娘の名前

そして今2歳の娘がいますが名付けた名前に『逢巴』という漢字を使用しています。
読み方は『あいは』です。

『逢』はそのまま人に逢いたいと思ってもらえるような人になってもらいたい。そして『巴』は竜巻の渦の形に似ていることから人巻き込むという意味があるので周りの人を巻き込む中心にいるような人に逢いたいと思ってもらえるような可愛らしさがあるような人になってもらいたいという想いを込めました。

名前は使命だとよく言いますがもしかしたら僕たちは生まれた時からやることは決められているのかもしれませんね!
僕自身は人と人を繋ぎ盛り上げるようなことをするのが使命なので遊びであろうと仕事であろうとこれに全力を注ぐべきなのかもしれない。

娘の逢巴はとりあえず竜巻みたいな子になればいいんだ!
今もうそうなってるけど(笑)

皆さんの使命はなんですか?


親御さんに聞くなり漢字を調べるなりで自分の名前から面白いことがわかってくることがあるかもしれません。
これはペンネームや芸名など何かに活動するときに使用する名前も同様なものがあるのかもしれませんね。


#名前の由来

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