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経験代謝が分からない時に読むnote②「経験を聞くとは何か」

こんにちは。
キャリアコンサルタントKです。

今日のタイトルは【経験代謝が分からない時に読むnote②「経験を聞くとは何か」】です。

前回の投稿から時間が空きましたが・・・JCDAが重視するキャリアコンサルティングの関わり方である「経験代謝」のシリーズの第2弾です。
※前回の第1弾(なぜ分からないか編)は以下をご覧ください👍

今回は「経験を聞く」とは何か?について考えていきます。

経験は「出来事+気持ち」でできている

「経験を聞く」とは何を聞くかというと「経験」です(それはそうですよね)

では経験とは何でしょう・・・?

経験代謝(あるいはキャリアコンサルティング)において、経験とは「出来事」と「気持ち」の2つで作られていると考えます。

表現を変えると、
出来事 = 客観的なもの
気持ち = 主観的なのの
です。

具体的に説明します。

例えば「新幹線から富士山を見たとき」に抱く気持ち(感情)は全員、同じでしょうか?

富士山の山頂まで登ったことがある人であれば、当時の感動を思い出すかもしれません。
初めて富士山を見たと人は、雄大さに驚くかもしれません。
昔、富士山の登山中に怪我をしてしまった人は、苦しい気持ちになるかもしれません・・・。

このように、「新幹線から富士山をみる」という共通の出来事であっても、その時に抱く気持ち(感情)は人それぞれ異なります。

同じ出来事であっても、その出来事に対する気持ち(その出来事をどのようにとらえたのか)は人それぞれ異なることから、経験は「クライエント固有のもの」だと言えます。

なぜ経験を聞くのか?

では、なぜ経験代謝のカウンセリングにおいて、経験を聞くことが大切なのでしょうか?

・・・それは、経験を聞くことで、クライエントのものの見方や考え方が見えてくるからです。

経験を聞くことの目的は「クライエントのものの見方や考え方」をキャリアコンサルタントが理解すること、そしてクライエント自身が理解することにあります。

経験代謝において「クライエントのものの見方や考え方」は、最も重要な考え方(もの)と言っても過言ではありません。

そこで次回は「クライエントのものの見方や考え方」について考えていきます。

・・・

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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