ハワイのスーパーマーケットから、”ヘルシーの未来”を考える
外国のスーパーマーケットは、食トレンドを探るヒントで溢れています。
野菜のバリエーションは日本の生鮮のモデルケースになり、惣菜コーナーのトレンドはそのまま日本のデリの参考資料になることでしょう。今回は個人的用事で立ち寄ったハワイのスーパーマーケット数店舗から、トレンドの中でも特に「ヘルシー」の未来を探ってみたいなと思います。
ヘルシー(健康)は、これからどんどん拡大していく大きな流れ。早めに傾向をキャッチアップしたいなと思って、ヘルシーに焦点をあててみました。
私がハワイで行った4つのスーパーマーケット。
私が行ったスーパーマーケットはこちら。
■WHOLE FOODS…日本の紀ノ国屋インターナショナル
言わずと知れた豊富なオーガニック商品を揃えたスーパーマーケット。近年Amazon傘下に。
WHOLE FOODSのブランドサイトはサラダシズルがとても美しくで好きです。
■FOOD PANTRY…日本のマルエツ
ワイキキのクヒオ通りに面している、中規模のスーパー。隔日で使わせてもらいました。
■FOODLAND…日本の成城石井
アラモアナショッピングセンターの1Fある大規模なスーパーマーケット。ドーナッツ自動揚げる機があったりエンタメ性も高い、少し高価格帯のスーパー。
■TARGET…日本のイオン・イトーヨーカドー
衣類が有名ですが生鮮食品も揃えています。上記の2店舗(ホールフーズ、フードランド)よりも比較的庶民派は価格帯で嬉しい。
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■WHOLE FOODS
私が行ったのはワイキキのカハラ店とカイルア店。
ところどころにAmazonPrimeのPOPがついている。
個装されていない野菜たちを見ると外国〜!!という気持ちになります。サンダーバニーが食べてそうなにんじんがかわいい。
印象的ななのはロマネスコのサイズ感。日本の2〜3倍の大きさでした。品種が違うのかな?
ブルーベリー×ケールの「レインボーサラダ」というのが美味しそうでした。
ヴィーガン専用の惣菜コーナー
さすがホールフーズ。ヴィーガン専用の惣菜コーナーがありました。ビーツをダイナミックにカットした「ビーガン ビーツサラダ」、「ヴァッファローロースト カリフラワー」「ヴィーガン デトックス サラダ」など一度味見してみたいものばかり。
個人的に喜んでしまったのは、このザクロ。
■FOOD PANTRY
庶民派なスーパーのFOOD PANTRY。ザ・アメリカのスーパーマーケットという感じで居心地がよかったです。
大味な陳列ながら、豊富な野菜のラインナップ。バターピーナッツもあります。ピーマンのサイズに驚きます。
トマト缶のパッケージもかわいい。
ハワイのスーパーマーケットの特徴として、ヨーグルトの豊富なバリエーションに感動。特にギリシャヨーグルトがたくさん!
チーズ類もたくさんありました。
■FOODLAND
美しい野菜のバリエーション。右下には長茄子はとてもおいしそう。キャベツのサイズは日本並み。白菜は小ぶりでした。
面白いなと思ったのが、このキノコ類の陳列。ボックス収納。
野菜コーナーの横には、活用レシピのPOPが。とてもスタイリッシュなメニューたちで驚いてしまった。
フードキットも豊富。野菜たっぷりのフードキットでした。
ここにもデリサラダコーナーがあります。紫芋をふかしたものや、ビーツのサラダ。
■TARGET
カイルア店に訪問。広い空間で、イメージとしては日本のイオン。生鮮も衣類も家電もすべワンフロアにある感じです。
ブランドカラーの赤が映える空間の中にごちゃごちゃっと食料品がある感じ。価格帯も手頃でした。
調理器具売り場や本売り場で露出したのが、彼女。
クリッシー・テイゲンさん。
コンブチャもとても自然にに置いてありました。
ミルクのパッケージもかわいい。
ストレスのない”ヘルシー”な食生活をどのように創出するのか?
ハワイに行って人々の体型の二極化に驚かれました。
極度に肥満な人がいる一方で、適切な筋肉がついて細身が女性たちもたくさん。富裕と体型は相関しているとも言われていますが、「健康意識」の境界線を感じずにはいられませんでした。
何かを我慢して一時的にヘルシーな食生活をする暮らしから、持続可能なヘルシー食生活へ世界全体がシフトしていく時、どんな食材や調理法、調味料がトレンドとしてどのように浮遊していくのか、とっても楽しみになりました。
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