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自分ができることを棚卸しする

何も知らない人に自分を知ってもらうのって超むずかしい。
無理ゲーじゃんとか思いながらよく絶望するw

少しでも伝えられるようにするには、最初の一歩にして、最重要な「自分のできることの整理」をしておかなければいけない。

そもそもどんな仕事をしていきたいのか。
そのために自分は何が提供できるのか。

それがないと、ひたすら労働市場に売り込みをかけて、身を削る働き方になりかねない。

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整理するために一番分かりやすいのは職務経歴書。よくある項目に沿ってこれまでやってきた仕事内容、自分の働きや得たスキル、成果をまとめてみる。

これだと単に経歴を並べました、って感じになる。

初めて書くときは、それすらもちゃんと書けているのか怪しかったりする。会社の看板で下駄を履いてるし、自分の力でできることってどれだけあるのだろうか。得意なことってなんだろうか。あれ、私何もできなくない?ってまず絶望する笑

実際はそんなことないんだけど、自分のことしか知らないと、自分の市場価値を他と比べる機会もなく、何ができて何ができないのかがわからない。このレベルで”できる”と書いていいものなのか、とかね。

自分のできることを知るには、自分を客観視するのが良かった。あとは、周りに話して自分の特徴とかを聞きまくる。

まだ私は「これ!」と明確にやることを宣言できるほど考えがまとまってないので、いろんな人と話して、そこでの気づきを元に何度も書き直しをしている。この積み重ねでしか進めないなと思い、地道にやっている。

客観視できた経験としては、オンラインサロンに入った時のこと。

よく社外に目を向けろと言われるけど、目を向けるだけじゃ意味がない。実際になんかのプロジェクトに参加して自分のスキルを使ってみることが大事だなと思う。

オンラインサロンに入って、色々なイベント企画やコミュニティデザインのプロジェクトをするようになると、私がこれまでできて当然だと思っていた、議事録をまとめる力、ミーティングをファシリする力、プロジェクトを進める力、など、人より得意な方なんだなって感じた。逆に、慎重になりすぎて勢いよく突破する力とかは負けるなとかも思った。

ここに挙げたのは基礎的なことだけど、違う環境に身を置くと自分を客観的にみる機会だったなと振り返って思う。

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自由大学の「自分の本をつくる」講座に通ってるんだけど、ここでも自分のプロフィールを作っている。自分は何者かを数行の紹介文でわかってもらわなくてはいけない。

私は何者か。

何者でもないよ!

会社にいたときは「企業を辞めて、海外旅行に行った人」なんて、周りにいなかったから、どこかで特殊な人だと思っていた。でも全然違う。

会社辞めて自分がやりたいことをやる人なんて、山のようにいるし、旅が好きな人も山ほどいる。やりたいことをやろう!みたいな本も腐るほど出てる。

あれ、私って全然特別でもなんでもない、むしろ特徴なさすぎるし、普通以下じゃん。本を出す意味とは・・・とまた絶望する。特別に思っていたのが、めちゃくちゃ恥ずかしい。

会社にいるときは見えないのよ、この違う環境のことが。

辞めた今だからたくさん情報入ってくるし、当時は情報に触れたとしてもそこまで興味を持たなかったと思う。

まあでも、似たような人がたくさんいるのは、どこに行っても同じだと思うので、その中で特徴を見つけるか、伝える相手や場所をずらすかとかしていくんだと思う。

例えば、会社にいたときの環境であれば特別になる、とかね。そういう意味では、自分ができることを探すのと同じだね。

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引き続き、自分ができることを洗い出してみる。
どのスキルを使って、どこで(誰に対して)発揮するのか、それを価値に変換するとすると何をするのか
と考えていきたいと思う。

それが見えて来れば、少しは自己紹介がしやすくなるかな。

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