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いざヨーロッパ再び!③NICEとかいてニースと読む~シャガール美術館へ

ニースの空港は太陽さんさん、地中海に面する昔からのリゾート地という雰囲気。NICEという街の名前も言霊的によさげじゃない?

空港からは路面電車で市街地に向かえるということで、乗ってはみたものの途中で謎に20分くらい止まってしまう。私もまだESIMのインストールができていなくって、自分がどこにいるかもわからないのであきらめて待つ。それでもみんな騒ぐこともなく、アナウンスも一切なく、おとなしく待っている。この国の人たちはお上品なんだね。もしアメリカだったら…。🤐

今回のニースでは、マティス美術館とシャガール美術館に行くことが目的なので、美術館に行きやすそうな駅の側の小さなホテルを予約。昔ながらの石畳の街を、荷物をゴロゴロ引きながら歩いて到着!すっかり夕方にはなったけど今日はまず6時まで空いているシャガール美術館に行こう!

ニースの駅の前を通ると、駅の隣のビルになんとユニクロが入っていてびっくり!世界中にあるんだね!しかも品揃えもそんなニューヨークと変わらないし。

シャガール美術館へは徒歩15分ぐらいで無事到着!

ラベンダーにオリーブ、うーん南仏!

入口にラベンダーが咲いていて、ああ、来たわプロヴァンス!と気分が上がる。
シャガールってユダヤ系のロシア人だったのね~(勉強不足😅)
私はニューヨークグッゲンハイム美術館にある、ロシアの田舎からパリに出てきた若者が都会の素敵さにノックアウトされ、高揚する気分と同時に都会の冷たさと両面を描き、それでもパリが大好き!というような気持ちが伝わってくるこの絵が大好き。シャガールの作品はふわふわっとしたような幻想的、妄想的なところが素敵よね。

Paris Through the Window ©Guggenheim Museum 

ところがここではがっちり宗教的なモチーフ、そして政治的メッセージ性の強い、ちょっとおどろおどろしい作品もあってびっくり。

受胎告知の天使さん

私の一番のお気に入りはこのステンドグラス、ローズウィンドウ!

おだやかなブルーに吸い込まれる!


ブルーってマリア様の色なんですって
預言者ユリアという外のモザイクの大きな作品

なんとギフトショップが閉館前15分の5:45PMで閉まっていて、あちゃー。
私たちは教育関係なのと言いながら、入場料のレシートをばっちりもらっていたおば様方が、遠くから来たのでお願いだから開けてとセキュリティーのお兄さんにお願いしてもNON!きびしいね~。商売っ気がないというか、サービス精神まるでなし。レジをしめるのに残業になるのがNGなのかな?
あ~あ私も見たかったな~。残念!

とはいえ、ひとつ今回の旅の目的をクリアしたので、ホクホクな気分でホテルに戻って、途中のお店で買ったパンバーニャというツナが入ったパンをいただきながらガイドブックを見ると、なになにニースからモナコまで電車で約25分だって。めちゃ近い!ちょっと社会科見学に行ってみようか!

つづく

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