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お加持のレッスン、易の卦を入れる

お加持のレッスン、第3章レッスン6に、遠隔で漢方薬を入れる、という項があります。
ここに書かれてあるのは、人の心の詰まりを解消するために、経絡人形と針と紙を使い、漢方薬を入れる方法です。

具体的に言いますと、紙に必要な漢方薬の名前を書きます。そして、経絡人形に、その紙につけた針を打ち、薬が体内に入るように念じながらその紙を燃やすのです。
それと同じように、その方が必要としている気を、易で導き出して同じように入れます。

私たちの体のまわりには、私たちに影響を及ぼす気がめぐっています。その方におとずれるいろいろなことは、みな外からめぐってきますもんね。

先回、坤為地(こんいち)のところでお話したように、易で卦を導き出し、その人の置かれた状況を、本人が知り自覚して、それに後押しをする気を、その人に入れるのです。

漢方やお加持で、体の気が整っていることは、まず第1条件だと思います。それでも何ともならない時に、まわりを変えることはひとつの方法だと考えます。まわりを変えると言っても、これは結局は、ご自身で乗り越えて変えるということです。

そのために、どんな状況なのかを知ること。今、具体的に何をしたら良いか、わからなくても良いのです。流れが来た時に、乗り越えようと思っていれば、どうすれば良いかが自然とわかるものです。

これは、一度行なってみると感じるはずです。
易を立てて、ご自身でされるなら、この方法は、少なくとも体の気を整えることよりも、簡単にできるのではないかと思います。


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